2022年北京五輪「外交ボイコット論」が浮上
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今日のPodcastは「北京五輪の外交ボイコット」です(すいません、アップ時間が30分遅れてしまいました!)アメリカは1月、ウイグル問題を巡って「ジェノサイド」があったと、かなり踏み込んだ認定をしています。その火種が、ついにボイコット論にまで発展。東京五輪といい、五輪をめぐる「流れの悪さ」を感じざるを得ません。
ありがとうございます。とてもイイです。(^^)
オリンピックについて、コメントします。
オリンピックのために頑張って来られた選手や関係者の方々には申し訳ない状況だと思いますが、インド等の世界のコロナの状況、開催国のコロナ対策の遅れ(50%ワクチン接種の実現も可能だったはずです)等を考慮すると、しない方が良いと思います。日本が中止したことは歴史に残ると思いますが、北京オリンピックも含めて、この期に、IOC主催の商業主義に冒された近代オリンピックをこれからの未来の人類にとってもっと意味あるものにする機会に出来ればと思います。
今のオリンピックは、アテネからの歴史のあるものではありません。古代ギリシャのオリンピアの祭典を模して、19世紀最後に作られた、IOC主催の総合スポーツ大会です。公用語は、フランス語(第一公用語)と英語。本体はアマチュアリズムを基本として作られたものですが、それも崩壊しつつあり、歴史的にもヒトラーや冷戦等に代表される多くの政治利用の具にされて来ました。
商業主義に侵され大きな利権がからむことが、今回の問題の根幹にあります。各国のオリンピック委員会とスポーツ業界の競技レベル・政治力・経済力などが問われる総力戦の様相を呈するようになり、誘致運動だけですら途方もない金銭が投入されるようになっています。
IOC主催ではない、商業主義に冒されない、政治とは分離した、アマチュアスポーツを通して世界を一つにする祭典「未来オリンピック」を考える良い機会だと思います。日本でも、森発言で世界中から非難を浴びオリンピック開催国としての守るべきことを守るというプレッシャーがあったのは確かだと思うので、北京五輪でも良い意味でオリンピック開催が平和の一歩になれば良いと思う。
ちなみに今日はいつものトピックスページに音声ニュースレターの誘導口がなくて、たどり着くのが大変でした…