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〈検証パネイル破綻〉(上)卸電力価格の急騰、直撃

日本経済新聞
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    金融・企業財務ピッカー / 京都大学大学院在籍

    ↓こんなの神の所業だからいくらお金があったって開発不可能なような。。

    > 『経営の悪化で肝心のシステム開発が滞った。AIの活用で最適な価格で電力調達するアルゴリズムの開発をめざしていたが、「電力価格の急騰などの要素をうまく織り込めず、予測の精度に課題があった」(VC関係者)という。』

    ====
    そして次↓の日経新聞的なKey takeaways / lessons learntについて。

    > 「1つ目は電力小売りのように大企業と同じ土俵で戦う市場は体力勝負になりやすく、スタートアップには難易度が高いこと。特に電力は調達価格が市況に左右されやすく、販売価格以外に差別化できる余地が少ない。「実績作りを急ぐあまり、採算管理が甘くなっていたのでは」(VC関係者)との指摘がある。

    2つ目は借り入れに過度に依存した経営の危うさだ。パネイルは電力小売り事業を拡大するため、VCなどへの新株発行に加えて、数十億円の銀行借り入れによって運転資金を調達した。大手監査法人の幹部は「資金調達がしやすくなるなか、安易に借り入れる企業もあるようだ」と指摘する。

    3つ目はスタートアップの支え手が未成熟な点だ。米国ではVCに起業経験者が多く、投資先の経営が悪化した際には経営陣を交代させるなど経営に深く介入する能力を持つ。日本はVCに事業や経営経験を持つ人材が少なく、株主による大胆な改革が起こりにくい。」

    —
以下、上記3論点に対する私の考えです。
    1.は、これは当たり前。企業が戦う領域の選定の問題だから、経営者の問題。

    2.は、景気サイクルの一巡と複数インダストリーを経験した真っ当なCFOが必要です。私が役員経験をしたスタートアップ3社には全てアラフォーで成熟した米銀IBD出身CFOがいます。

    3. これは日本ではMarket Normが出来上がっていない重要な課題です。私は大学院で研究している分野の一つ。自身の経験では、取締役会の中で非業務執行取締役に他社のCEO経験者がいて、その方を中心としたCEOの監督・レビューが必須です。モニタリング役の他社CEO経験者は、欧米系企業のCEOを経験した方が現状は有効だと思います(CEOを放置したら訴訟の対象となるものだと若い頃から教育されているから)。


  • 森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士

    これは良い記事。スタートアップの教訓としてまとまっている以下の3点はなかなか核心をついている。特に3点目の指摘は重い。
    1 大企業が入ってくることに障壁がない業界は体力勝負で不利に
    - 決済でも起こったけれどもここは結果論に近いところがある。けれども障害を見抜いて確信犯的にその市場に取り組めば勝てる。同じ金融でもロボアドはその良い例。
    2 借り入れに依存
    - これも資本コストとの関係でかなり戦略的な考えが必要。SaaSなどキャッシュフローが読みやすくなってきている領域では負債でレバをかけるのはむしろ潮流となってきている。
    3 VCによる経営能力・危機対応能力
    - これを指摘できただけでこの記者は優秀でよく学んでいる。仮想通貨領域の日本の事例をどう評価するかなど、今の異常に調達がしやすい状況を越えた後にこの部分にますます注目が集まるかもしれない。


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