ハマス、イスラエルと停戦同意か 20日午前と報道、エジプト仲介
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ハマスの保有するロケット弾は約1万4000発と言われ、その内4000発弱を既に使用したと思われますが、先週と比べその数は激減しています。
特にイスラエル側の死者は先週の10名から変わっておらず、一方ガザ地区での死者は少なくとも220名以上に上っており、軍事的にイスラエルが優勢に進めている様子が伺えます。
特に今回は地上侵攻を匂わせてハマスの戦闘員が地下トンネルに退避したところを見計らって、貫通爆弾による集中攻撃を加えるという戦術でハマスの戦闘部隊や武器製造工場など軍事施設に大きな損害を与えたようです。
ネタニヤフ首相は作戦の完了まであと2−3日必要だと述べたとの報道もあり、逆にあと2−3日でIDFがハマスの軍事力の破壊に一定の成果を得たと確認すれば、停戦に向けての動き始めるだろうと思います。ハマスもロケットを打ち尽くしつつあるということか。米国のバックチャンネルが機能していたのか、これから少しづつ表にも出てくるだろう。安保理でノルウェーやチュニジアあたりも動きそう。
今回、ハマスがイスラエル攻撃に踏み切ったのは、今月下旬に予定されていた自治評議会選挙が延期されたことへの不満と、対外的にパレスチナ問題をアピールするためであり、かなり強引な攻撃であったと見られる。そのためハマスとしては当初の目的が達成されればそれで良く、このままイスラエル国防軍との長期戦など自殺行為なので、早々に落し所を探っているのだろう。