月面基地建設想定 遠隔で重機操作する実験 JAXAと鹿島建設
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見出しを見たときに、遠隔操作かと思ったが、中身を見ると自動?それか一部自動なのか?(同じトピックについてに下記記事も併せて)
個人的には、通信時差を考えると遠隔操作は微妙だと思うが…
それよりはデジタルツインを作ってシミュレーションをして、想定からずれたときには作業を止める、リカバリをするといった方がいいのではないかと思う。
『実験では、数秒先の重機の位置を予測しながら障害物を避けるように動かしたほか、自動運転に切り替えたあとも重機が決められたルートを正確に動いたということです。』
https://newspicks.com/news/5857490
『4G回線を使って、3~8秒の通信遅延が起きるとされる月面との交信環境を再現しながら、センサーや制御装置で障害物を避けてローラーを移動させ、自動で整地作業を実施した。』
注目のコメント
月面ではマッチする可能性はありますが、将来的な技術応用先として火星での土木業にはあまりマッチしないかもですね (自動操縦の方が広がりがありそうです)。
ただ地球上ではタイムラグがほぼ発生しないため、地球上での土木業の抜本的な働き方改革に活かせそうですね。
本技術の行く末が楽しみです。月はやはり近いですね、遠隔操作できるのですから。
火星はそうはいきません、タイムラグは往復で最大40分。秒じゃなくて分です。それでも広大な宇宙ではほんのお隣同士。
そういや以前、特大3Dプリンターで全自動で火星にある材料で基地を作るチャレンジをNASAが主催したことがありました。あまり良い動画がYouTUbeに見当たらなかったんですが、こんな感じ。みなさんが想像する3Dプリンターとはだいぶ違うかもです。
https://www.youtube.com/watch?v=axnuLepJufs月と地球の間の距離は約38万km。電波の伝わる速さがだいたい光速と同じとして、光速は約30万km/秒。なので、月と地球の間で1往復の通信をするのにかかる時間は約3秒ほど。3秒の遅延であれば、たとえばゆっくり動いている重機を移動させることを遠隔で行うのは可能だろう。一方、たとえば何か物をつかんで組み立てるみたいな作業はどうだろうか?ゆっくり作業を行うことさえ気をつければおそらく大丈夫。