JIS規定と異なる試験を25年間実施、日本軽金属がアルミ板製品で検査不正
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注目のコメント
アルミの JIS では、
・熱処理合金は圧延方向に直角
・非熱処理合金は圧延方向に平行
な試験片を取るように規定されています。
試験片は径 14mm もしくは幅 25mm で、平行部の長さは 60mm 、さらにつまむ部分があるので長さはもっと大きくなります。
つまり試験片を取るために、圧延材から切り出すとき圧延方向に直角方向なら 14mm もしくは 25mm 切り出せば取れますが、平行方向に取る場合は少なくとも 100mm 程度は必要だったと推定されます。
Saitou Kazuhiro さんがおっしゃるように、スクラップは減ります。
圧延方向に平行の方が垂直方向よりも良く伸びるので、引っ張り強さは低く出ますが、性能という点では何に使うか、次第なので一概にどっちが良いとは言えません。
試験の時だけ正しく取っていたということですので、勘違いとかではなく意図的にスクラップを減らすためにやっていたかと思われます。
そもそも規格の審査って書類審査が多いのですが、 JQA はこんな細かいポイントによく気付いたなという印象です。ちょっと悪質かも
でも一般的に、L方向のほうが性能は良いのではないのですか? スクラップ減らしたかったから? アルミ圧延クワシイ方々オシエテ
「JISが規定する「圧延方向に対して平行」という方法とは異なる、「圧延方向に対して直角」で試験片を採取し引張試験を実施し」
追記
ありがとうございます、中村さん!
追記オワリ