米バークシャー、Wファーゴ株ほぼ全て売却 1989年から投資
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ウェールズファーゴは、リーマンショックの時は健全な金融機関の代表としてもてはやされ、米国金融の希望の星のように扱われていた時期がある。企業がゴーイングコンサーン (Going Concern)であることを再認識させられる出来事。
注目のコメント
節目を感じます。
商業銀行で時価総額世界一の超優良銘柄だったWファーゴについて、さまざまな不誠実を背景にバークシャーは持株を減らし続け最終的な決着をつけた(これまでも保有株を減らしていたが今回ほぼ全て無くした)とも見えますし、直近好調だった株価を見つつ売り時を判断したとも見えます。Wells Fargoは、体育会系の日本の問題企業とよく似た体質の銀行だ。
近年起きたスキャンダルは本当に酷い内容で、反社にさえ思える。
ただし、デジタルサービスの質が良いので、顧客離れはさほど起きていない。
窓口行員が赤ずきんを待つオオカミだらけでも、支店窓口に行かずに用事がすめばユーザーは満足ということだ。
ちなみに、スキャンダルの大きな要因は、ワコビアとの合併。
合併効果の早期実現、いらない元ワコビア行員の追い出しが過剰ノルマと、不正行為頻発を引き起こした。