一流のマーケターが身に付けるべき抽象化思考の重要性――ニューバランス ジャパン鈴木健インタビュー
Marketing Native(マーケティング ネイティブ)
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ニューバランス ジャパンでマーケティング部ディレクターを務める鈴木健さんをインタビューしました。
鈴木さんが「一般社団法人マーケターキャリア協会」(MCA)でフェローを務められていることもあり、主に若手マーケターがキャリアアップするためのヒントをさまざまな角度から取り上げています。
個人的には以前雑誌編集部にいたこともあり、ナイキからニューバランスに転職後、ナイキ時代の感覚でニューバランスの編集タイアップ記事を作成したらうまくいかなかった体験談を特に面白く感じました。ブランドの特性を十分考慮せず、取って付けたような企画を立ててもユーザーの心を動かせない。オーセンティシティ(「らしさ」「信頼性」)が大事なのだ、という話です。
また、インプットの話も参考になりました。読書家の印象のある鈴木さんですが、意外にも若い頃はそうでもなかった、と。ただ、インプットの継続は成長に欠かせないので、本を読むのが苦手なら音声や動画、あるいは人と会うなど何かしら外部からの刺激を受けることが大事であり、斬新なアイデアは外部からの刺激がきっかけになる。だから学びの手を止めてはいけないというアドバイスは、若手をとっくに卒業した自分にもあらためて言い聞かせたいお話でした。
よろしければご一読をお願いいたします。