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拒絶反応抑えたT細胞 がん攻撃維持、iPSにゲノム編集 京大(時事通信)

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    再生医療・幹細胞生物学研究者

    所属する金子研究室から免疫拒絶を受けにくいT細胞をiPS細胞から作製し、そこから作ったCAR-T細胞と白血病マウスモデルを用いてそのコンセプトを示した論文が Nature Biomedical Engineering に出ました。

    免疫拒絶から守る手法としてこれまで、個人を識別するHLAという分子を欠損させて移植先の免疫拒絶から逃れる方法が進められています。一方で、実はHLAの欠損だけではカバーできない免疫システム(NK細胞等)も存在しており、今回はCD155という分子も追加で欠損させ、かつ、MHC class-I antigen E を導入して、より多くの免疫システムから逃れるコンセプトを示しています。
    同時に、これらをともに欠損させてもT細胞の抗腫瘍力(マウスモデルにおける)を維持したままであることも示しているものになります。

    この論文のプロジェクトが始まったのは4~5年前と記憶しております。その間にHLA欠損まわりの論文も多く出て技術としてメジャーになってきている中でした。もう一つ先のHLA欠損+αの可能性を示せたということで、王さん、おめでとうございます。

    Published: 17 May 2021
    Nature Biomedical Engineering | volume 5, pages 429–440 (2021)
    Generation of hypoimmunogenic T cells from genetically engineered allogeneic human induced pluripotent stem cells
    DOI : https://doi.org/10.1038/s41551-021-00730-z


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