イスラエル・ハマス・イランと米大統領

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• 池内 恵

  東京大学 先端科学技術研究センター教授（グローバルセキュリティ・宗教分野）

  ・2021年05月17日

  【民主党内の進歩派の一部が、イスラエルへの支援に条件を付けるべきだと主張するとともに、イスラエルには自国防衛の権利があるとするバイデン氏の発言を批判している中で、米政権はこれまでのところ、公の場では慎重な対応を示している。その一方で、チャック・シューマー上院院内総務、上院外交委員会のボブ・メネンデス委員長、ステニー・ホイヤー下院院内総務など他の民主党幹部は、よりイスラエル寄りの意見を表明してきた。
  
  　しかしメネンデス氏は15日、イスラエルのガザ空爆を非難する声明を発表。「私は、ガザ地区の罪のない民間人らを死なせているイスラエル軍の行動や、国際メディアの支局があるビルをイスラエルが標的にしていることに懸念を抱いている」と語った。】