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私の授業では対面でも寝ている人は寝ているし、カメラオフでもちゃんと聞いている人は聞いている(リアクションペーパーでおおよそ確認しています。)
サボりは古典的な講義形式の課題でもあり、教員側のクオリティの問題でもあるので、変えられない相手よりも変えられる自分に注力するしかないと思っています。

ただ、大学の講義って第三者の評価がほとんど入らないんですよね。私の知る範囲ですが。
シラバス、学生の授業評価、成績あたりが指標になるのですが、自分の授業のクオリティを高めていくにもなかなか目標を立てづらいところがあります。
自己満足になっていないか、常に振り返るように意識しています。
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私は実名だと立場上申し上げ難いが(だから過剰反応しないでね)、多くの人に考えて欲しいし、他の方の意見もみてみたいので敢えて私見を言います。まず大抵のことはオンラインの問題ではなく、以前からずっとあったようなことだと思います。

「カメラがオフだと、(学生は)いくらでもさぼれてしまう」

カメラがオンでも対面でも授業中サボることは可能であり、カメラがオフだからそうでない場合とは違ってサボってしまった人は少ないかもしれません。

「たまたまカメラがオンになった学生が、外でマラソンをしていることがわかった」

対面授業でこっそりスマホ見てても同じことです。

「(教室で)他の学生に課題の答えを教えてもらうなど、さぼることを目的としている」

いつでもあり得ることです。

「学生にさかんにカメラをオンにするように言ったが、従ってくれたのは1~2%だった」

こういうことは学生側の問題であって(私は学生に任せた結果100%オフでしたが別にどうということはありませんでした)これが原因であれなんであれ、できないのに単位を与えてしまったりすればその時は教員側の問題になるでしょう。逆にだからそういうことが起こるわけでこっちの方が問題かもしれません。(ただし教員の基準や試験などが完全ではないでしょうけれど。)

チャットだと質問しやすいことはあるかもしれませんが、逆に対面だと質問し難いというのは、むしろ学校教育がこの点で失敗してきたのではないでしょうか?

私もオンラインを経験し、慣れれば教える側はそれほど対面と違ってはいないと感じました。コミュニケーションは取り難いと思いますが、そもそも対面時で十分コミュニケーションを取れていたとも思えません。ただし、学生の集中力はオンラインでは続き難いようですが、さすがにそれは理解できます。

オンライン授業にはいいところもありますが、やってみると上手くいかないと感じることはもちろん多かったです。しかしよく考えてみれば、その多くがオンライン以前からあった問題だったと感じます。また、教員だけでなく学生の習慣のような問題はオンラインでも大きいと思います。
「なぜオンにすべきか」への説得力ある解答を、言えるかという話ですね。顔を見て順番に自己紹介したり交流する時間なら学生も納得するでしょうが。「出席しているかどうかで単位を与える」という本質的には全く無意味の拘束で大学の存在意義を維持することを望んでいるのなら、その教員も大学も早晩存在価値は無くなるでしょうね。
大学にでもなれば学びは完全に自分でやるもの。「力をつけるためには文献をあたるより〇〇教授の講義を聴く方が数段良い」と納得させる講義だけが生き残るのでしょう。
1年生向けの講義を担当しています。
昨年度のフル遠隔講義(Zoom)でも、今年度の遠隔講義でも
初回ガイダンスで「Zoomの講義の場合はカメラONでやります」と伝えていますし、情報系の大学ということでPCの普及率が高いこともあるのですが、カメラON率高いです。
技術的な問題で接続できないケースが数件あるくらいでしょうか。
基本的にグループワークを行う講義でもあるので、ブレイクアウトセッションも行いますし、発表なども行うのでカメラONの方がいい、ということはあると思います。
むしろ、他の講義がオンデマンド主体ということもあるのか、学生同士でコミュニケーションできる私の講義に意義を見出してくれていたのはありがたいことでした。

いろいろと、遠隔講義には教員側の試行錯誤がつきものですが、そもそも教室の講義であっても、学生が主体的に参加するにはどうしたらいいか、という命題の延長線上にカメラONの話もある気がします。
なんだかネガティブな内容の記事なので、オンライン講義になってよかった点を挙げておきます。

板書までの距離がおなじになった。対面では黒板まで遠くて見えなくなってしまう学生もいましたが、オンラインだと板書をはっきり見ることができますし、あとで拡大して見ることもできます。

発言が多く出るようになった。声を上げるのを恥ずかしいと思う人も多いのでしょう。オンラインになったお陰で質問や板書について発言してくれる人が多く出るようになって、インタラクティブ性という意味では上がったように思います。

アンケートとかとると90%以上のひとが答えてくれる様になった。「XXな人、手を挙げて」→しーん。。。。みたいなことはよくありますよね。アンケート機能を使うことでほとんどの人が意思表示をしてくれるようになったのと、投票数が厳密になったので、その結果をもって何かを決定するときなどはより民主主義的だと多くの人が感じるようです。

録画ビデオや板書データが公開されることによって復習が効率的になった。特に2倍速で閲覧すると、効率がいい場合もありますね。
私がやっているオンライン英会話は基本的にマンツーマンレッスンなのでカメラをオフにしていてもさぼれません。
カメラをオフにする理由は女性だとメイクアップしていないと言うのが多く、男性だと髪がボサボサとか、だらしない恰好をしているという理由が多いです。
しかし、基本的にカメラをオンにして授業をしている生徒さんが多いです。口の動きを見れないと発音の指導が難しいからです。
教師も生徒もカメラをオンにして表情を見ながら授業をすればリアルの授業と変わらない、いいえ、さらにオンラインの良さを使った授業ができます。
マンツーマンレッスンでなくても同じだと思います。
講義形式の授業であろうと演習形式の授業であろうと、僕は授業とは教師と学生の両方で作り上げていく創造的な場作り・時間だと思っています。何らかの方法でリアクションやフィードバックをその場で返さないと授業者が授業に向かうモチベーションも下がっていくばかりです。
「『(授業中に)たまたまカメラがオンになった学生が、外でマラソンをしていることがわかった』というエピソードを紹介した。」

えーとこれは多分「いけないこと」という文脈なのですかね?

講義をジョギングしたりしながら聴講することにむしろ新しい可能性を感じました。そもそも座っていたとしてもSNSしているかもしれないし、座ること自体が血行を阻害して集中力を削いでいるので、ジョギング、までいかなくても散歩しながら講義を聴講するというのはいいですね。高等教育なのだからしがらみにとらわれず、学生も教員も新しい可能性にどんどんチャレンジして、そのノウハウを共有しながら進んでいったらいいのだと思います。

また、カメラをオンにしたくない気持ちも分かるので、我々の研究室ではカメラをオフのままで視線や頭の動きを集合知的に(個々の履修者のプライバシーは守って)講演者に戻す研究をしています。プレゼンスライド上に聴衆の着目点がヒートマップ状に表示されるので、「あ、いまこの話のときに皆の注意が発散した」みたいなのがわかってきます。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2101/27/news070.html
オンライン授業や会議の最も良かった点は、
自分が「出席」を求められているけれど、「参加」はする必要がないようなものが多すぎる世の中で、自分がやるべきことに集中できるようになったことだと思います。

カメラをオンにしない学生にとっては、そもそもオフラインでも
「参加」はしていないのでしょう。
ワタシもオフにすると思いますねぇ、今学生なら

カオ見せないと授業内容の習得に支障があるなら、学期初めに公開する成績の計算式に入れればよいだけかと でなければお客様 (= 学生さん) のご自由に 教育内容の効率的習得が大学の授業の目的なんですから
"カメラがオフだと、(学生は)いくらでもさぼれてしまう"
残念ながら対面でもサボれてしまいます。多くの方が指摘されていますが、オンラインか対面かの問題じゃないですよね。
会議と違って授業なんですから単位の履修条件をはっきりさせておけば目的に沿ったオンライン授業は十分成り立つと思います