AT&Tとディスカバリー、メディア事業統合近く発表か-関係者
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ATTは、タイムワーナーを2018年に買収したが、あまりうまくいっていなかった。そもそもタイムワーナー自体が、2000年に、AOLに買収されて、コンテンツを作る側とプラットフォーマーや通信など届ける側がひとつの企業になる垂直統合が始まったわけだが、これはうまくいかないというのが私の考え。
プラットフォーマーはできるだけ多くのコンテンツプロバイダーとつきあったほうが、ユーザーは得。楽天がTBSを買収しようとした時があったが、失敗したのは、結局、楽天のサイトで他の局のものが見れなくなる、という単純な理由だったと思う。
ソニーの時代から、コンテンツから消費までを一気つうかんで持つ統合の形態はなかなか難しい。これで大手通信プレーヤーによる一連のコンテンツ整理もひと段落するでしょう。自分たちのネットワークによってコンテンツ配信というわかりやすいシナジー効果を狙った巨大買収の数々。餅は餅屋の形になって終焉を迎える。コンテンツの博打的な要素は想定内だったとしても、新興サービスが台頭するスピードが一番計算外だっただろう。
朗報はこの区切りは次を見据えての一手でもある点。5Gとユーザー側に幅広く展開されるであろうedge。仮想化技術も進み、データの送受信チャネルが爆発的に伸びると恩恵を受けるのは土管を持っている側。各社躍起になって整備が進んでいるので投資対象の振り替えと見るのが妥当だろう。
衛星とか、ネットワークを経由しないサービスが今度は脅威になるが、まだ残された時間はあるという算段のはず。5G時代の到来を受けて、消費者が経験したことがないサービスが現れるのを心待ちにしたい。5/17(MO)
AT&Tとディスカバリー【メディア資産統合を近く発表】とあるがAT&Tの概要とは?
“AT&T”
#AT&T Inc.
(エイ ティ アンド ティ)は、アメリカ合衆国の情報通信・メディアコングロマリット。
米国最大手の電話会社であるAT&T地域電話会社およびAT&Tコミュニケーションズとメディア企業のワーナーメディアを傘下に収める持株会社である。
子会社を通じて、固定電話、携帯電話、インターネット接続、データ通信、情報通信システムに係るビジネスソリューションの提供、IP放送、衛星テレビ、ケーブルテレビ、テレビ番組の製作・配信、映画の製作・配給、出版、デジタル・ターゲッティッド広告等の事業を行う。
本社はテキサス州ダラスにある。
AT&Tとは旧社名 American Telephone & Telegraph Company の略。
1877年、19世紀におけるアメリカの二大発明家でもあるグラハム・ベルが興したベル電話会社が前身であり、1885年に世界初の長距離電話会社として発足。
社長となったセオドア・ニュートン・ヴェイルは、One System One Policy Universal Service を掲げ、垂直統合と水平統合により、「ベルシステム」と呼ばれる研究開発(ベル電話会社、以下ベル社)から機材製造(ウェスタン・エレクトリック)、市内交換から長距離交換までの独占を展開。
ネットワーク経済学におけるボトルネック独占を見事に現実のものとした。
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