Coast Guard Responding to Engine Fire on Containership Off California – gCaptain

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• 松田 琢磨

  拓殖大学商学部国際ビジネス学科 教授

  ・2021年05月16日

  14日，カリフォルニア沖にて，4,888TEU積みのコンテナ船，NYK Delphinusでエンジンルームの火災が起こり，航行不能になっています．続報によると，火災は収まり，船がオークランドまでの曳航に耐えられるかどうかを判断することであると米国沿岸警備隊は発表しています．
  
  同船は2007年建造，シンガポールの船主が保有し，リベリア船籍の船舶でOcean Network Expressが運航しています．北米西岸からパナマ運河を経由して大西洋を渡り，欧州へ向かう航路で使われています（パナマ運河の旧閘門を通れるサイズの船です）．
  
  大西洋航路はスエズ運河座礁事故の影響で混乱が続いている航路の一つです（あとは欧州航路）．おそらく輸送や市況に大きな影響はないと思われますが，ちょっと続きますね…
  【続報】
  https://sanfrancisco.cbslocal.com/2021/05/15/fire-container-ship-monterey-crews-to-determine-can-be-towed-oakland/