「10分後に雨が降る」予想はなぜできる? 17日スタート「おかえりモネ」の中の天気(森田正光)
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雨が10分後に降る、というのは普通の天気予報で使うことはまずないセリフですが、通り雨や積乱雲による強い雨であれば、レーダー画像を使って大体あと何分で雨が強く降り始める、あるいは雨がやんでくるというのを予想することはできます。
また、しとしと降ってくる雨の場合は、記事中にあるように雲から降ってくるのにかかる時間で逆算することもできるかもしれません。ただし、実際にはせいぜい1km以内の低い高度にできた雲から降ってくることが多いほか、仮にこのポンチ絵のように3kmのところから降ってくると、雨は途中で蒸発してしまうのでなかなか地上に達しないということも良く発生します。しとしと雨の場合にはいつから降り始めるかの正確な予想は、自前で気象レーダーを持つなどのツールがなければ厳しいです。
今までもテレビドラマで気象予報士が取り上げられることは何度かありましたが、正しい(当たる)天気予報を出すことについての葛藤も描くものと思われますが、時節柄、やはり気象庁の発する各種警報をどのように伝えるのかというのも重大なテーマとなるのでしょう。
一人でも気象庁の出しているデータを有効に活用しようと思っていただけること、そして気象って面白いと思ってくれる人が一人でも増えてくれれば私としては喜ばしく思います。
注目のコメント
明日から気象予報士がザクザク出てくる朝ドラが始まる! 個人的に、待ってました! この森田さんの解説記事がまたよい感じです。私は空を見て「10分後に降る」と言い切れるほどのスキルはありませんが、まあ「近々土砂降りになるよ」「明日は天気はぐずつくかな」くらいは言えますかね…。