先生、ピアスはなぜ校則で禁止? 私服勝ち取った2年間
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「ピアスはなぜ禁止なのかを先生は説明できるのか」などと疑問が投げかけられたのをきっかけに、生徒会を中心に学校側と協議を始めた。
学校側も「生徒に自主性を求めながら、校則で縛るのは矛盾している」と認め、かじを切った。
生徒も、それを受け止めて、皆で考えて、変化を起こす。素晴らしい!!
この変化を起こした学生は、将来もおかしいことには、おかしいと言い、変化を厭わない人間に成長すると思う。これぞ教育。生徒主体の学校への潮流が生まれつつある。
本件では一文の規定という点が素晴らしい。多様な解釈が可能なため、善悪の二軸では答えが出せず、「どう感じ、どう思うか?」と対話が必要になる。すると、自ずと問題は何か、そして解決のための課題を協働しながら解かなくてはならない。全員が自由を求めている訳でなく、実は基準という枠が欲しい子もいる、なんて格好の良意見。
学校における意思決定の比重が、教育委員会→校長→教員→生徒へ段々と降りてきているのではないだろうか。校則だけに限らず、日本には「昔から続いているから」みたいなことで、なぜそれが行われているのかを合理的に説明できない案件がとにかく多く存在してますよねー。
法律とかもその最たる例かと思っています。
自分もそれに対して、「これだから日本は駄目だよね笑」という何様だという立場でふるまっていた自身の行いを反省し、最近はできることから始めようと思い、政策について意見が募集されているパブリックコメントを毎月確認し、意見が出せそうものは送ったりしています笑
『パブリック・コメント』
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public
小さなことからちゃんとした変化が起きてくると嬉しいですねー。