他者の視点を借りることで、 「自分が問題の一部である」 ことを発見した ある企業での対話
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注目のコメント
組織の慢性的な課題を見つけ出すのに、自分が問題の一部を引き起こしていたのことに気づくことは、なかなか難しいことですが、気づきを得たことはとても素晴らしいことですね。
他者からの視点を取り入れ、それを自分の客観的なフィードバックとして、受け入れてはじめて発見できると思います。
問題が見つからずに対処し続けても効果がでないとなる前に、自分だけでなく個々が何が問題なのだろうと、素直に受け入れられるかどうかです。
自分の問題は改善すればいいわけで、それを受け入れる前に壁ができていると改善できないために、自分で自分のかべを取っ払いたいですね。『組織が変わる』の中に出てくる対話のエピソードです。
『組織が変わる』では「自分も問題の一部だと気づく」ということの重要性について書いているのですが、何がここで起きているのかと言えば、自分なりに困難な状況に対して手を打つ資源(リソース)を発見していく、ということです。
(なお、他責・自責みたいな議論ではないことについては本に書いてあります)
でも、一人でそういうことをやっていくのは難しい、では、どうするか。これは前著『他者と働く』からの宿題でした。具体的に、他者を交えた対話の中で困難な問題に手立てを講じるためのリソースを発見すること。これが、『組織が変わる』のテーマでもあります。よろしければぜひ読んでみてください。期待しすぎず、70点で手を打つ。
失点ばかり気にしてたら得点のチャンスを失う。
長所があれば短所もあるし、成功もあれば失敗もあるのが当然のこと。間違いや目標を達成できないことが悪いのでなく、それが分かっていて放置し改善しようとしないことが悪。
何もかも自分で引き受けず、人に頼り、頼まれたら力を貸すの繰り返しが大切。
過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられるですね。