ビジネスパーソンに必要な「抽象化する力」と「具体化する力」
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投資家として様々な経営者と接していて思うのは、抽象化と具体化の無限ループこそが、良いビジネスマンの資質だということ。例えば日経新聞と四季報など、2つ以上の事実を組み合わせて自分なりの仮説を導くことは訓練できる。
投資分析するときに、常に念頭におき、自戒していることは、情報の量と考える質は反比例するということだ。
情報収集するよりも「情報を捨てる=考える」ことの方がよっぽど難しい。サイエンスとテクノロジーで置き換えてみると、今のグリーンウォッシュ的流れをより理解出来そうですね。
つまり科学と技術になると1:Nの関係性がより明らかになってくるので、どの技術「方式」を選ぶのか?という使用者側の視点が必然的に生まれて来ます。
そして技術といっても社会的受容性や、生活の質を上げるためのもので無ければ、最新のイノベーションと呼ばれる技術は何の科学的貢献や書き替えもせずに、王様のアイデア程度の流行り廃りといった現象の場合も多いです。
昨今の環境信仰と対策がイノベーション丸投げにしか見えないので、久々に「テクニウム」引っ張り出して来て読んでます。今読むべきはブライアン・アーサーでは無いはずなので。抽象化は腹落ち、具体化は活動に必要
周囲の具体的な活動から本質を抽出し、それを協力者が納得する言葉に表現し直して腹落ちしてもらう。加えて、それをどう実践するか、日々何をしたらその本質の体現になるかを、一つ一つ翻訳をし直して活動にしていく
不易流行の話と混ざってますが、時代が変わっても通ずる原則は人徳や生き様、時代で異なるのは価値観とかテクノロジーと言葉遣い。世代間で言葉で意味するものが変わるのも、変曲点なのかもですね