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尻から酸素、呼吸不全を改善 コロナ治療に応用も

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  • Chemical Manufacturer Chief Researcher

    論文情報Memo(プレスリリースより抜粋)

    掲載誌:Med (オンライン版:2021年5月14日)
    論文タイトル:Mammalian Enteral Ventilation Ameliorates Respiratory Failure
    著者:Ryo Okabe, Toyofumi F. Chen-Yoshikawa, Yosuke Yoneyama, Yuhei Yokoyama, Satona Tanaka, Akihiko Yoshizawa, Wendy L Thompson, Gokul Kannan, Eiji Kobayashi, Hiroshi Date, Takanori Takebe
    DOI: https://doi.org/10.1016/j.medj.2021.04.004

    腸から酸素を取り込めるかも、という所にまず驚きです。
    高濃度で酸素が溶けているパーフロ液が人体に安全かどうか、この方法で取り込める酸素量が治療に十分かどうかなど、続きが気になる。

    プレスリリース
    https://www.tmd.ac.jp/topics_detail/id=20210515-1


注目のコメント

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    とても興味深いアプローチですが、「コロナ治療への応用」にはまだ隔たりがあります。

    端的には、マウスで示されたことが人間で応用可能かはわからないからです。人間での臨床試験を経て、有効性および安全性の両者が確認されなければ応用はできません。逆に、それが確認されれば、臨床応用の可能性があります。

    また、そもそも酸素投与には、呼吸不全に伴う症状や生活の質の改善効果はあっても、「呼吸不全(そのもの)を改善」する効果はなく、あくまで支持的なものであることを理解しておく必要もあります。一般には、無用な酸素投与はむしろ有害なことが知られています。


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    東北大学 副学長・教授

    東京医科歯科大学の武部さんのところから、「Med」という新しいオンラインジャーナルに掲載されたことをもとにプレスリリース。
    https://www.tmd.ac.jp/topics_detail/id=20210515-1

    液体に溶け込んだ酸素が腸から吸収されることによって、血液の酸素飽和度が上がるというマウスを用いた発見自体は面白い。

    COVID-19の重症肺炎等への応用はさておき、元論文を読んで思ったこと。
    https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2666634021001537?via%3Dihub

    Video S2. Behavioral improvements under hypoxic chamber after l-EVA or sham groups, related to Figure 2.
    というビデオで、「エヴァ」療法を受けたマウスは、低酸素状態でも活発に行動しているという様子が示されている。

    こちら、むしろ応用としてはスポーツの世界でドーピングになるのではないかと想像した。人間に使われる場合にはELSIが大事ですね。


  • 無職

    大腸には酸素がないので大腸の腸内細菌は嫌気性で酸素は毒でしかない。つまり大腸へ酸素を送ると少なくとも大腸内の腸内細菌にダメージを与える(仮説)。
    *逆に小腸では酸素があるので好気性菌が多い。因みに皆んなが知っているビフィズス菌は大腸にいて嫌気性。

    また、大腸にいる腸内細菌は免疫に作用するという説(論文)もある。つまり大腸内に酸を送り大腸内の腸内細菌のバランス崩すと免疫系がダメージを受ける可能性がある。

    なので、大腸へ酸素を送り嫌気性細菌にダメージを与えることの負の部分がどの程度発生するかも比較研究しないといけない。このような議論を抜きにした研究結果を軽々に人体へ応用するのは科学的ではない。


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