【和田秀樹】権力を盲信する日本人へ
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注目のコメント
目の前だけの情報と大きい声の人が勝ちみたいな雰囲気がずーっと続いていることになんの疑問も持たない人が多い。
そこに疑問を持って発言しようもんなら変人扱い、ここはそういうところじゃないとか言われるんですよね。
立場関係なくみんなに同じ仕事をさせようとする職場もそんなところから来ているのだろうか。
同調圧力は日本の義務教育の弊害でしょうね。
それが、高校にも引き継がれるので日本そものもが衰退した原因とも言えるんじゃないでしょうか。
それは、置いといて。
誰もが自分(本人)が所属する各部署がマトモであれば全体として綻びが出ることは少ないはずです。しかし、自分が所属しない部署、または自分部署の綻びが全体の綻びになる可能性があると当部署の人たちは考えないんですよね。そこに疑問を投げかけても取り合ってくれない以上、組織として成長していかないのは明白なこと。こんな部署があちこちにあったらと考えるとチョット怖い話です。信用問題ですから。
私は、この記事の最後にある「極論」と話したこと関しては、全く極論とは思っていないし、強烈なパンチとも思ってない。なぜなら、当たり前に考えて実行していかなきゃいけないことであるから。30年前、和田先生の受験本に忠実に従って大学に合格させてもらいましたので、和田先生の言葉に盲信しそうになります。それにしても物事を大局的に客観視することについては、以前から全然変わっておらず、すごい人です。
なぜ同調圧力が強くなるのか?
もともと儒教思想の強い国はそういう傾向がある。
みんなと同じがいいという発想。
言い換えれば仲間外れはイヤ、仲間外れは排除する。
ベトナムとかも似た傾向があるが、高度経済成長期の日本のような若さと勢いがあるから救われている。
フレーミング効果は為政者にとっては都合が良い。
コロナでも毎日感染者数を発表し、非常事態宣言やまんぼうで手綱を締めたり緩めたりしていれば良いのだから。ラクなものです。
あとは、常にひとつの正解を求める教育。
秀才は答えを作り、凡才は答えを教えてもらう。
一方で、天才は問題を作る。
この問題を作る=創造する力を育てようとしていない。
学校の授業でも生徒にこれをやらせたらすごく伸びると思う。問題を作って皆に解説できるようにしたら学力、思考力も飛躍的に上がるはず。いわゆるアクティブラーニングの一つですね。
結果、前例ことなかれ主義の暗記型秀才ばかりに。
これがバブル期以降の日本の凋落の原因でもある。
右も左も関係なく、いかに既成概念に囚われずに発想できるか?