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アメリカは本気でQuadの枠組みで対中政策を展開しようとしているが、今のところまだ協力の確認しかしていない。どういう具体的な動きになるかはまだ見えない。
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インドの一人当たり名目GDPは現在約2000USD。2026年には3000ドルを突破すると予想されています。
https://www.statista.com/statistics/263776/gross-domestic-product-gdp-per-capita-in-india/

そしてPWCは、2050年には購買力平価ベースの一人当たりGDPで1位が中国、2位がインドと予測しています。
https://www.pwc.com/gx/en/research-insights/economy/the-world-in-2050.html

21世紀に最初の四半世紀が中国が世界の工場からハイテクでリードする立場になりましたが、次の四半世紀はインドの台頭がはっきりと表れる25年間となるかもしれません。テクノロジーの面でも、すさまじい勢いでユニコーンが増えていますし、海外進出も進みつつあります。中国とはまたことなる成長を描く可能性があります。むろん、インドには経済格差や分権をしすぎている問題などがあり、そうした課題との折り合いをどうつけるかという現実もあります。

過去のアジア新興国を見ていると一人当たり名目GDPが3000米ドルクラスとなると、まだ課題は多いものの、一定の水準を越したとデータ的にも体感的にも感じられる部分が多くあります。インドは人口規模が大きいですから、中国と同様に「途上国」と括られているうちに、国際安全保障でいう「パワー」としての存在を確立する可能性が高いとみられます。

現時点、グローバルファイアパワーランキングでみると、インドは世界4位と米国、ロシア、インドに次ぐポジションにあります。
https://www.globalfirepower.com/countries-listing.php
(ただし、人口規模がすなわち軍事力として計算されている要素など、現代の安全保障にどこまで合致しているかは議論の余地があります。インドが日本や韓国より上位ですが、仮に総力戦を行った場合、ー核兵器使用を除きー、インドが勝てるのかは大いに疑問です。)

インドのプレゼンスが今後、上昇することがほぼ確実視されるなかで、インドを安全保障体制のどのように組み込んでいくかは、21世紀前半において重要な論点となっていくと予想されます。
ブリンケン国務長官とペイン豪外相が会談。ブリンケン長官は「We also do quite a bit of multilateral collaboration, for example, through the Quad. Our countries are working with India and Japan to advance a shared vision for a free and open Indo-Pacific.と述べて、特に日米豪印の協力関係「クァッド」の推進に言及した。このような記事を読むと、やはり韓国は日米豪とは違う方向を向いているとの印象が残る。
中国の経済成長が失速し、高齢化が進めば中国は内政を抑え込む方が厄介となる。その前に対外的に進出する必要があるが、米国主導でインド洋から太平洋にかけての地域を取り囲んで抑え込むということだろう。その間にインドが経済成長を達成できれば、21世紀後半の世界情勢は今と大きく変わっているかもしれない。昔ワシントンで国防総省の伝説的戦略家、アンドリュー・マーシャル氏が古代から現代までの中国の人口動態を調べていると伺ったことがある。当時は訝しく思ったものだが、今となってはようやくその意味するところが分かった気がする。。。