「東京五輪やめろ！」の大合唱に感じる危うさ、賛成派が世論に今訴えたいこと - News&Analysis

コメント

注目のコメント

• 佐藤 伸一郎

  拓殖大学 国際学部 教授

  ・2021年05月14日

  問題は、日本社会と競技者が持つコロナ感染症に対する認知がどうであるかに移っています。「社会的に許されるのか」というスポーツの社会的意義を問われています。本来はスポーツとは誰に強制されるものでもなく、自分の身体を動かして楽しむ、複数の仲間と交流する、素晴らしいプレーを見て興奮するなど趣味的嗜好傾向を強く持つものであり、同時に国民の健康観を適正に定着させる役割も大きく担っています。だから本来はこのコロナ禍でも、いや運動量が減っているコロナ下だからこそ、正しい健康観を維持し、コロナを過剰に恐れず健康を保つ拠り所としてスポーツは妨げられるべきではないと考えます。