7月完了不可、首相「ショック」 高齢者ワクチン接種
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5月初めの段階で1日15万件程度しか打てていなかったものを、休日含め1日100万回ずつ打ち続ける体制にして漸く7月に終わる勘定です。ホントにやれるか、と疑問に思っていたけれど「全市区町村の86%に当たる1490自治体が7月末までに完了する見込み」、そして大きな自治体がきちんとやって人口比でも86%以上接種できるなら、思いのほか体制整備が進んでいるわけで、「完了できないとする市区町村が14%に上る」という調査結果で首相がショックを受けたなら、本気で終える気だったんだと却って評価したい気持ちです。(^^;
かといってそれを受け入れる気にはなりません。米英等の様子を見ていると国民の3~4割が接種を終えた辺りから効果が表れるように感じます。医療関係者と高齢者併せて4000万人がほぼその人数。是非とも7月末までに達成して欲しい。
国民皆保険で気軽にお医者さんに行ける我が国では、65歳以上の高齢者は平均月2回以上外来受診しています。その都度一本ずつ打てば数字の上では1ヵ月で終わる勘定です。「251自治体は間に合わないと回答。うち66自治体は9月以降になるとし、10月以降と答えた自治体もあった」とのことですが、国家の緊急事態が喧伝されるなかでなんとものんびりした話です。徹底的に原因を突き詰めて対処して、是非終わらせて頂きたいと念じます。
出来もしないのに終える見込みと答えた自治体があるようなら世も末です。自治体は真摯な対応しているものと信じたい。 (^.^)/~~~フレ!
注目のコメント
むしろこれだけすったもんだしている中で、86%もの自治体が目標を達成できる見込みというのは、各自治体さんが非常に尽力されている結果やと思います。
コメントを切り取っているだけかもしれないですが、
ショック、という感想だけじゃなくて、
達成するためにはどうしたらよいかとか建設的な議論がほしいですね。日本の自治体は1700以上あります。
人口40人ぐらいの村もありますし、(福島県の飯館村とか。原発被害で人口流出も激しく)
400万人ぐらいの市もある。(まずは、85歳から、としたもののワクチン予約殺到で、苦心する横浜市とか)
100倍近く違うわけです…。
なので、自治体数のシェアで出すことは、ワクチン接種完了率をみるには、あまり意味がないです。
特に、『完了』なので。
横浜市が9割終わっていても『完了』したとは言えないから、アンケート上は、『完了できない』になります。
だから、当然ながら、首相および官邸は、これから、その完了できないと回答した自治体の実態を紐解きにいって、必要なサポートをする。
どういう文脈の中で「ショック」だけ、切り取られたのか、不明ですが、対策のためのアンケートだから、本当に、『ショックやわー。』だけで、終わりになるわけはなく、ここからに期待です。どういう見通しで7月末と言ったのか説明してほしい。
見通し通りにいかなかった原因を探ることで今後のスピードアップにもつながるでしょう。
(見通しがあればの話ですが。)
「ショック」とは責任を負う側のコメントとは思えない。
発言の切り取りを指摘する声がありますが、どういう文脈であれ、自身の政策の未達状況を「ショック」と評価することは是とできないでしょう。
これはオフレコの記者との雑談ではなく、記者会見でのコメントです。