2021年、ナレッジはどう変わる?
コメント
注目のコメント
ビジネス用語ではカタカナのナレッジとは「稼ぐために必要な情報」くらいの意味らしい。
13世紀ごろの中世西洋では知識を追い求めることは異端や魔術と結びつけられ、16世紀には知ったかぶりを生むだけの悪だと言われていた。また、内面を重視するアウグスチヌス神学は外部への関心を軽蔑した。ある種の反知性主義時代だったといえる。
しかし、やがて知識を遮断すると経済成長で劣後し、軍事的安全が脅かされたため、フランシス・ベーコンの「知は力なり」(「ノヴム・オルガスム」1621年)が登場した。
ベーコンは人間には4つのイドラ(偏見)があるとした。
「種族」(いわゆる錯覚)
「洞窟」(立場等による社会的な偏見)
「市場」(言葉の誤解や曲解)
「劇場」(権威主義)
今の時代をベーコンがみたらなんと言っただろうか。
最近は確かに時代の変化が速く、データの量とデータサイエンス分野の進化は速いが、自然・人文・社会の3つの科学における大きなブレイクスルーは減り、むしろ過去の知見が間違っていた事が多くわかるようになって来て、むしろ知識の質は薄まっている様にすら感じる。
NP expertは何度か登録しかけたけど、いつも途中で断念。登録時に色々聞かれる割に、知人の話だと結構大変そうだし、単価も類似サービスと比べると1桁は安い。
本当にナレッジがNP expertに集まってくるんだろうか。
私はしばらくしたらYahoo!の個人オーサーになることになりそうなので、専門知はそっちで書いて行くことにします。ニュースコメントも回数といいねに応じて報酬があるし。質の高い情報を知りたいが、誰に聞けばいいのかわからないという経験は誰もが一度はしたことがあるのではないでしょうか。
そんな中、会社の枠を超えて「個人のナレッジ」を「企業の意思決定」に繋ぐことのできるナレッジシェアのサービスが始まるそうです。
自分のナレッジが様々な企業の役に立ち、他領域のナレッジと組み合わさることで、社会全体のイノベーションにつながるかもしれないのは夢がありますよね。
今までスポットが当たらなかった、個人のナレッジに焦点を当てたこのサービス。自分では当たり前だと思っていたナレッジが、どこかの誰かにはとても有益な情報なのかもしれない。
誰もがナレッジを共有できる社会が実現すれば、社会全体の意思決定に大きく影響を与えることができるのではないでしょうか。ちょうどナレッジに関連する本を読んでます
言語化し尽くせない実践知をチームで共有し、それを形式的に表現して組み合わせ、組織内や組織を超えたナレッジにし、判断指針に落とし込み実践するスパイラル
前提、範囲、変遷、価値基準。色んな背景あってこそ、さらに実践あってこそのナレッジ。なぜかどこかしら懐かしい響きを感じますね。。
ワイズカンパニー: 知識創造から知識実践への新しいモデル https://www.amazon.co.jp/dp/4492522301/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_XEJTBEEVD13HBTXDQ0RN