【3分解説】百貨店はよみがえる?三越伊勢丹は「原点回帰」
NewsPicks編集部
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百貨店にはよく食材を買いに行きますが、それは良品があると信じてのこと。それがなかった時のガッカリ感といったら…
全ての業において、根幹にあるのは「カスタマーの期待値を超えられるか?」ではないかと思います。
百貨店にとってのカスタマーとは?百貨店に来る人の心持ちやシーンは?百貨店はそこにどんな価値(バリュー)を提供して期待値を超えるの?この3つを磨いた時に明るい未来が描ける「ありよう」を、しっかりと創ることではないでしょうか。
注目のコメント
個人的には、百貨店にいくのはとても好きなのですが(買えませんが)、業界担当としては、なかなか明るいニュースを書けないのがつらいです。
ただ、コロナ禍中において、どうしても百貨店の紙袋で送りたい、かしこまった買い物がいくつか出てきたりして、改めて百貨店の価値とは何か、を考える機会が増えたように思います。
三越伊勢丹は売上高で見れば業界1位ですが、利益率で見ると圧倒的に低い状態でした。新社長も言っているように、利益を出せる経営へと変えられるか、その兆しが見せられるか、今期のポイントになっていくのではないでしょうか。百貨店+ECで相性がいいのは、圧倒的に『贈り物』だと思う。
Amazonでギフトを送る時は多々あるけれど、ラッピングやカードが素敵じゃないし、ワクワク感も半減。同じものが近い値段なら素敵なラッピングの百貨店から贈りたい。
Amazon→送る
百貨店→贈る前々社長の大西さんの「コト消費」路線は間違ってなかったと今でも思っています。バイヤーが築いてきた世界中のネットワークを生かして、歴史ある百貨店ならではの提案ができるのでは?なんて思っていたのですが、もうそれはないんでしょうか。