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この記事の通りです。もともと、サンフランシスコは公立学校のレベルの問題から、子供が学齢期になると郊外に引っ越すのが基本の流れです。ここしばらくは流入する若い人が多かったのでSFの人口が増えていましたが、入ってくるのが減った程度、というのが実感です。
コロナ禍でシリコンバレーを離れてフロリダやテキサスに企業やヒトが流れていると、最近なにかと話題の「シリコンバレー衰退論」ですが、メディアの報道だけを見ていると誤解する面もあるのかもしれませんね。衰退論に欠けているいくつかの視点について現地在住のTemma Abe氏に寄稿いただきました。3万5000社規模の、ある調査によればシリコンバレー(ベイエリア)を離れたスタートアップはわずか1.2%だそうです。
よくまとめられていると思います。シリコンバレーの同僚や友人たちから聞く話も、記事とほぼ同じです。
「新しいトレンドやプロダクトへの感度が高い人たちへのアクセスは不可欠であり、そういう人たちが集積している地域に住むことは、良い出会いの確率を大きく高めてくれる。また、それを実現する場所として世界でもっとも有名なのがシリコンバレー…優秀な社員もリモートで雇えるような時代になっても、物理的な近接性を前提にしたランダムな出会いは代替できず、その価値は多くの人が考えているより大きいのではないか」

シリコンバレーにはとどまっていても、家賃が高額で手狭であることを嫌って、サンフランシスコを離れた人は多いですね。同等の家賃で、もっとスペースが広く自然に囲まれてゆったりと過ごせる場所(ただし必要であれば通勤も可能)に引っ越した同僚は少なくありません。ウェブ会議で、彼らの映像の背景が変わっているいることがよくあり、「引っ越したの?」と聞くと嬉しそうに室内や外の様子をカメラで見せてくれます。
1ベッドルームで家賃40万円、2ベッドで50万円は下らず、幼稚園が月30万円、外食も1食普通に5000千円ぐらいします。独身で年収1000万は貧乏、1500万円はカツカツ、2000万円以上で漸く何とか生きていけるレベルです。

4000万円以上は稼ぐであろう二人の子持ちのグーグルのディレクターが、税金も入れるとキャッシュフローがカツカツよと本気で嘆いていたのを思い出します。環境は素晴らしいのですが、どんなにお金があっても住みたいとは思えない物価です。
んー、でも元の資料「 Telstra Venturesによる調査レポート「Tech’s GreatMigration」」を見ると、VCの投資の伸びもCA以外の方が高いし、他の指標でもCAがトップ3に入ってない。

既に「離れ」はだいぶ進んでいたっていうほうが正解かも?
記事に出てくるポスターはセミコンウエストなどで展示会会場でタダで配ってたりする。うちもオフィスに貼ってある。(この手のマップではメディカル系のものもある)
記事にある指摘の3つ目について、セレンディピティであるとか、たまたま知り合うというのが得られにくくなっており、そこをテックで代替することはまだ出来ていない。
シリコンバレーの価値について、よくまとまっています。
(私ごときが偉そうに言えるものではないこともふまえても)

(以下、記事中から引用)
これらが示唆するのは、特に初期のスタートアップにとって、新しいトレンドやプロダクトへの感度が高い人たちへのアクセスは不可欠であり、そういう人たちが集積している地域に住むことは、良い出会いの確率を大きく高めてくれる、ということだと思います。また、それを実現する場所として世界でもっとも有名なのがシリコンバレーである、というのが一般的な認識ではないでしょうか。

もちろん、脱シリコンバレーの目的地として挙がることの多いテキサス州オースティンを始めとして、シリコンバレーの外においても同様のコミュニティが形成され、今後も拡大していくという話もあります。私としてもそのトレンドを否定するつもりは全くありません。本稿で提示したかったのは、サンドヒルロードに行かなくてもZoomでVCから資金調達ができて、優秀な社員もリモートで雇えるような時代になっても、物理的な近接性を前提にしたランダムな出会いは代替できず、その価値は多くの人が考えているより大きいのではないか、ということです。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません