伊、日本観光客受け入れへ ワクチン証明で隔離なし
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夏のバカンス・シーズンが近づいてきて、イタリアなど南欧は今年こそは、と観光客を受け入れたいのだろう。欧州では去年、バカンス前に水際措置を緩和して感染爆発を許した。ワクチン接種証明があれば受け入れるということだが、ワクチンによって有効性も異なる。セーシェルはイスラエルよりも高い割合でワクチン接種を進めたが、打ったワクチンの有効性が低かったので、いま感染爆発が起きている。ワクチンを打たねば感染拡大は収束しないが、だから安心、というわけではない。国際的な人の往来は、段階的に進めないと、またイタリアで感染拡大となりかねない。
注目のコメント
明るいニュースです。とはいえ、日本でいつワクチンが打てるか、日本とイタリアの往来がいつ活発になるか、ですね。
前者は、ワクチンの有効性が日医会長の振る舞いで図らずも実証されたように思いますので、お手隙の医者を動員してどんどん接種してもらいたいところ。
後者は、エアラインという意味です。アリタリアは当然ながら、コロナがなければANAがミラノ便を飛ばすはずでした。当面は経由便での入国でしょうが、となるとフランクフルトやパリ、ロンドンでの空港のロジ周りもネックでしょうか。イタリアに行きにくい状況をどう打破して行くか。
現実的には、すぐ往来は活発化などしないので、スーパーマリオによる日本へのリップサービス的な要素も大きいのでしょう。
なお正常化にあたり、航空や観光をどう考えていくかは極めて重要な論点になると考えます。医療サービスは確かに重要な産業ですが、それ以外にも産業の血液たる産業は多々ありますので。今後、イタリアだけでなく欧州における入国可否は感染状況よりもグリーンパス(ワクチンパスポート)の所持者かどうかで判断されることになりそうです。
この件については5月5日のニュース「イタリア、5月中旬に独自にグリーンパス導入 夏の海外旅行者誘致(Reuters)」でもコメントしています。
https://newspicks.com/news/5821263?ref=user_2720028