東証大幅続落、461円安 米株安が逆風、アジア株安も重荷
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他の主要国より景気回復が遅れている日本の中央銀行がETFの買い入れを縮小している。長期的には良いことではあるが、日本よりも景気回復している国の中央銀行よりも早いテーパリングをステルス的ではあるが、その中身が思っているより大きいのに市場との対話が不十分、とみている投機家の嫌気も少しは重荷になっているのかも。
後は今の日本はワクチン接種が遅れている状況なのに、日銀のステルステーパリングが鮮明になり、それを補う政治の積極的な財政政策もないので、ワクチン普及後の景気回復は弱く短いものになる。というシナリオを日本株の売買代金シェアの半数以上を占める「海外勢」が描いているのかもしれない。
今の株安トレンドを悲観的に考えると、半年から一年後の主要国のインフレリスクと、日本のデフレリスクをダブルに織り込みにきている。だとすると日本は積極財政で、ワクチン普及後の内需を盛り上げ、強く長い景気回復に繋げて、日本のデフレリスクを緩和させることが、アメリカのインフレリスクの受け皿になり、中長期的な日本株及び日本経済の楽観的な見方に繋がってくるのではないでしょうか。
https://newspicks.com/news/5791956?ref=user_142207
