日本経済、低迷の元凶は日本人の意地悪さか 大阪大学などの研究で判明
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日本人は他人の足を引っ張るから…
いや、欧米人でも他人の足を引っ張る人はいますよ。
引っ張り方は日本人と違うかもしれませんが。
日本経済の低迷は、私は過度な平等主義が問題だと思います。
これが、この記事にある足の引っ張り合いに繋がるわけですが。
誰か経済学者か作家が言っていたことですが、「みんなで貧しくなる」ことで、日本人は世界の発展から取り残されているのだと思います。
また、「不便はみんなが等しく甘んじる」という発想も、過度な平等意識の弊害だと思います。
今ワクチン接種で、予約を取るために電話もネットもパンクしているのが良い例です。
(もちろん、予約を取るというのはワクチン接種は本人の意志にゆだねるからという建前故ですが)
戦争並みの有事なのですし、半分くらいは働いていない高齢者ならば、接種日を決めて連絡をすればよかったわけです。
もちろん、都合が悪い人や、その場所に行けない人だけが、電話なりネットで調整をすればよかったわけです。
そういう合理的な発想よりも、みんな平等を追求するあまり、全員が不便を強いられる社会のルールは結構存在すると思います。
注目のコメント
「私の履歴書」に代表される大企業の社長に上り詰めた方の自伝では、大学受験はたまたま合格、大学時代は遊んで過ごし、たまたま受けた会社に運良く内定。その後も自分では望んでいなかったが青天の霹靂で社長をやれと前任者から・・・。みたいなストーリーがテンプレのように語られがちです。
これ、そのまま真似して勉強せずに出世競争にも興味を示さなければ多分出世できません笑。むしろここで学ぶべきは日本の大企業で出世する方は「嫉妬」の持つパワーや危険性を十分理解しており、人前では野心をむき出しにすることを控えるという態度が標準搭載されているということでしょう。
嫉妬は年齢、性別、職業、キャラなど似ている属性が多いものに向けられがちです。そもそも属性の同質性が高い日本ではこの研究結果のように足を引っ張るというメカニズムが働きやすいのかもしれないですね。社会学者の山岸俊男先生が類似の実験をおこなっており、米国人のほうがまずは相手を信頼して行動する傾向があること、逆に日本人はまずは相手を信用しない、そしてシミュレーションゲームではまずは相手を信頼して行動する(裏切られたら取引をやめる)ほうが良い結果に出るとされています。
人のことはともかく、まずは我々としては新しいこと、新しい人を積極的に受け入れてみたらいかがでしょうか(自戒を込めて。)。「日本では何か新しい技術やビジネスが誕生するたびに声高な批判が寄せられ、スムーズに事業を展開できないことが多い。その間に他国が一気にノウハウを蓄積し、結局は他国にお金を払ってその技術やサービスを利用する結果となる。」
意地悪かどうかは分からないけど、リスクを取らない傾向が強いのは確かで、その場合まさに上にような結果になってしまいます。
分かりやすい例では、近所に新しいカフェやレストランが出来たら真っ先に試してみるか、しばらく様子を見るか。全員様子を見ていると、そのお店は確実につぶれます笑。
自分も事業に関してはリスクを取るほうですが、一般的なサービスに関してはその傾向があるので自戒も含めて色々試そうと思います。その方が思いがけない発見も多く収穫も多いです。