英、フカヒレ輸出入禁止=フォアグラも検討、「動物福祉」で
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狐狩りも実際に殺すのは今では禁止されてるはず。
でも隠れて殺してる愛好家がまだいるので、その罰則強化は見送るということだろうか。
フォアグラもフカヒレも、いずれにしても人間のただ贅沢な欲望のために命を消費することは伝統食とはいえ良くない。
牛や豚、鶏についても現代の工場型畜産のあり方は大いに問題があるし、天然漁業も大型魚の乱獲による絶滅の危険もある。
ただ、あまりに過剰な動物保護は考えものです。
うちの地域はクマ、イノシシ、シカ、サルなど野生動物の農作物被害が深刻な問題となっています。
クマは人を殺傷するだけに最も気をつけなければなりません。
地域によっては子供のランドセルに熊よけ鈴を付けて登下校させる程。最近はそれでも怖いので親が車で送迎し負担ともなっている。
それでも地元の猟友会はなるべく殺さず、脅かして山に帰すようにしたり、GPSを付けて監視したりしています。
動物愛護団体の主張もよくわかりますが、止むにやまれず奪う命もあると言う事もどうか知っておいて欲しい。
殺した場合は、命を無駄にしないよう地元ジビエ料理店や食肉店に卸して有り難く頂戴するようにしています。
注目のコメント
記事にあるような残酷性のあるフカヒレ漁は既に多くの国や漁業団体で禁止されています。日本ではフカヒレの養殖もありますが、フカヒレ以外の身の部分の有効活用として、日本では普通の魚肉のように食用として流通したり、はんぺん製造に使われたり、肝油が取られたりしています。
一方で、残酷性があり持続可能ではないフカヒレ漁を続けている国があり、こういったフカヒレが輸出入で世界に出回っていることは事実。フカヒレへの需要と乱獲のせいで、絶滅の危機に瀕している種もあるということで、動物愛護だけでなく、生物多様性・環境問題にも関わっています。
動物を殺さずに生産できる持続可能なタンパク源として注目されている培養肉ですが、動物福祉的課題解決の視点からも活用できるはずです。実際に、細胞培養によるフォアグラ生産の研究が進んでいます。
また、ゼラチンや海藻由来成分で作られた人工フカヒレは既に一般に販売されています。
ファーやレザーと同様、テクノロジーの力での解決に、期待がかかっている分野です。フォアグラはNY市やカリフォルニア州でも提供が禁止されています。英国での消費量が大きいとは思えませんが、本国フランスの生産者にとっては数字以上のインパクトがありそう。いずれフランス以外では中国や日本などでしか食べられない食材になったりして。
「かつてはフカヒレやフォアグラを食用にしていた」と言われる時代が来るのかもしれない。それらに代わる、あるいはそれらをしのぐ美味しい食材が発見され、新しい料理が生まれてくるのを、むしろ楽しみにしたい。