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コロナ禍の激動の20年度が終わってみれば優等生のような立派な決算。世界でシェアを伸ばし、好調な需要に対してしっかりと「供給」を実現できたからこそだ。半導体問題は限定的だが、本来は数十万単位ででの増産計画があった中で、慎重にその計画は控えても、今期の利益計画が出来ていることが凄い。

我々はある程度業績面の好調さは予測しており、今回の注目は4年ぶりにアップデートされた2030年の電動化戦略である。電動車合計で550万台を800万台、内数のZEV(BEV+FCEV)を100万台を200万台に引き上げた。地域で大きな違いがあり、欧州・中国ではBEVを中心に、日本、北米はHEVを中心に拡大を予想している。EV・EVと騒ぐ欧米OEMとは一線を画し、トヨタはHEVの着実な成長を見込む。
決算数字は立派なものですし、先の生き残りをかけて仕事しているなとウェブ会見を見て感じました。
メーカーとしての努力はその通りなのですが、問題はまわりがトヨタの音頭取りに踊れているかどうかです。ディーラーも部品流通もサプライヤーも正直戸惑いがあるのではないかと、取材を通じて感じます。
https://toyotatimes.jp/insidetoyota/140.html
今回、自社株買い、株式分割も発表。
もちろん、良い車を生産し続けていることは大前提として、コロナである程度お金を持った方がゆっくり車を吟味する時間が出来たこと、車の移動はウイルス拡散と関係なさそうということで、需要が伸びたことがあるんだと思います。素晴らしい。
Result of BCP!
日本最大手の自動車メーカー、世界でもトップクラス。傘下に日野・ダイハツを有し、SUBARU・マツダ・スズキとも業務資本提携。HV技術をベースにPHV、FCV、EVを展開。北米を中心にレクサスの販売も。
時価総額
62.9 兆円

業績