イェール大学基金の投資家スウェンセン氏が死去、何が「伝説」なのか?
Coral Capital
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ご冥福をお祈りいたします。
記事にあるように、PEやVCといったオルタナ投資を大きく増やして、イェールの基金額を大幅に増加させ、大学経営に寄与された方。興味がある方は下記の「アルファを求める男たち」という本がオススメ。イェール基金だけでなく、理論家(マートンやシラー、シャープ、マーコヴィッツなど)、そして実務家(現BlackRock、元BGI)やイェールなどが出ている。
イェールは、大学基金という長期の時間軸での運用のなかで、忠実に効率的フロンティア理論に従い、オルタナ投資の構成比を増やした。
でもそれは当時は異端。大学に対して時間をかけて、実績を出しながら、シンプルに説明を重ねて、長期で運用を変えていった。長期の時間軸でリターンを出していくことが究極的な目的だが、でも短期でも結果が出ていないと信頼が得られなかったり、説明が伝わらなければ執行できない。アイディアと執行する、執行し続けて結果を出し続けることの違い。
https://amzn.to/3xZynMV5月5日、イェール大学基金の投資家デイビッド・スウェンセン氏が67歳で逝去しました。今や3兆円を超える同大学基金は、氏の在任中に約24倍にも増加。彼が切り開いた運用手法や哲学は、VC投資を通してスタートアップにも大きな影響を与えています。Coralの西村が記事を書きました。