キショール・マブバニ「西側諸国は『長い歴史』を理解していない。中国が復権するのは自然な流れだ」 | アジアの躍進を予測してきた論客が語る

コメント

選択しているユーザー

• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2021年05月12日

  中国には米国に勝つ可能性があると言うキショール・マブバニ氏の論考が面白かった。中国を過小評価し続けている米国や日本の論客に対する問題提起の記事。少子高齢化による経済活力の減退は中国の不安材料ではあるけれど、中国共産党のツルの一声で大胆な人口対策を講ずることができる。新型コロナウイルスをあれほど徹底的に封じ込めた中国の体制は恐るべし。中国式DXは加速するだろうし、海空軍兵器、宇宙開発分野の技術革新はすさまじい。それを１８４０年（アヘン戦争）以来の屈辱を晴らしたいという意味の文言を憲法序文に書き込み、１４億人余りが日々研鑽に励んでいる。「中国復権論」を最初から排除するわけにはいかないと思う。それを一番知っているのは「このままではアメリカは負けてしまう」と言うバイデン政権なのだろう。

注目のコメント

• Abe Kei

  Que sais-je?

  ・2021年05月12日

  キショール・マブバニの著書『「アジア半球」が世界を動かす』の解説が緒方貞子だった。