福島・新潟県境の「八十里越」、5年程度で全通へ
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記事では取り上げられていませんが、「越後・南会津街道観光・地域づくり懇談会」には3市町の民間事業者を中心メンバーとした「円卓会議」も同時開催されています。昨年度から始まったばかりの会議にも関わらず、八十里越えのビジョンやあり方を検討するだけでなく、既にメンバーの交流の中から新しい取り組みも続々と生まれています。
例えば、三条市下田と只見町の米をブレンドして作った米焼酎「八十里越」は発売日からたった4日間で完売(280本)した人気商品となり、今年は増産が決定しています。しかも、地元では八十里越の歌まで作ってしまいした。
https://www.facebook.com/kangakunosato.shitada/videos/1031782260681678
これまで道路や鉄道、空港等の整備事業に伴う地域づくりの場では地元民間メンバーはカタチだけの議論と行政から提案された事業をやらされて終わってしまうことが多く、結果的に地元に根差した継続的な活動や地域の活性化に繋がらないことがありました。
今回の円卓会議メンバーによる主体的な活動は、今後の広域連携事業を進める上で一つのロールモデルになれるのではないかと期待しています。全線開通する5年後とそれ以降も続く八十里越えの地域づくりには注目です。