NY株続落、473ドル安 インフレ懸念、不安連鎖
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金融相場から業績相場への以降に伴う一時的な調整という位置付けで良いかと思います。グロース株からバリュー株へのシフトの過程でグロースに片寄りすぎた投資家の損失が大きく出ており、調整に時間を要しています。これが最近ナスダックがNYダウより劣後する背景です。リスクリターンの観点では、VIXが20を越えたら妙味があるとみて良いかと思います。昨日は越えて21.84まで11%も上がりました。
注目のコメント
-長期金利の指標である10年米国債利回りは1.5713%から1.6253%へ急上昇。
-サイバー攻撃により主要パイブラインの操業が停止されたことが響き価格の先高感がさらなるインフレ懸念につながったことや、中東の混乱が激化。
-中東のエルサレムで、イスラエルの治安部隊とパレスチナ人による衝突が続く中、中東情勢が懸念。
-ダウ平均が前日に初の3万5000ドル台に乗せるなど、高値警戒感が広がっている。
-米労働省が発表した3月の雇用動態調査(JOLTS)では、3月末時点の求人件数(予想:750.0万件、2月:752.6万件←736.7万件)が812万3000件と、過去最高を記録。
-債券金利が上昇したにも拘らず、バリュー株売り・グロース株買いにシフト。
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