【直撃】時代の必然。「アイデンティティ」という巨大ビジネス
コメント
選択しているユーザー
シングルサインオンの利便性は多くのビジネスマンが感じ始めている今日この頃ではないだろうか。色々なアプリケーションを使いこなすことが今や前提条件。パソコンでのログインに連動してスマホで認証を初めて求められた時は感動しましたが、使っているうちに当たり前になってきました。アイデンティティという打ち出し方をしてますが、セキュリティに密接に紐づいている。ゼロトラストの考え方も浸透し始めた日本では、ウィルス対策のためにソフトをダウンロードしていた時代を知らない層がすぐ出現するだろう。
一つ死角があるとすると、中立的な立場にいるがゆえの利点。今はまだオンプレミスからクラウド移行が主流で目指すのはハイブリッドクラウド。マルチクラウド(様々なクラウドの組み合わせを用途によって使い分ける)が主流になると普及すると思われる考え方が「オープン」。日本も古くからベンダーロックインを嫌うのでオープンに移行するのは早いと思われる。その状況下でGAFAMが本当に自社プラットフォームに閉じるサービスのみを提供するだろうか?中には、オープンな世の中を受け入れて、積極的に他社サービスとの接続を許す企業が出現してもおかしくないと思う。そこまでにいかに浸透させるかが鍵となるだろう。
注目のコメント
トッドさんは、Salesforceでの要職を辞めて、ゼロから起業するとき、いかに成功のチャンスがあって、リスクをヘッジしているかを、奥さんにプレゼンテーションで説明したそうです。
そこまでロジカルに未来を捉えているだけあって、クラウド時代に絶対に必要となる「盲点」をきちんと予見していたことが、インタビューからも伺えて大変興味深かったです。
SaaS文脈だけでなくても、デジタル時代のアイデンティティは今後ますます重要性が高まるのは間違いなさそうです。SSOやID,PW管理が行えるサービス領域はIDaaS「Identity as a Service」と呼ばれ、国内ではHENNGEがトッププレイヤーの1社です。
SaaSの本格普及を迎える中で、メタップスといった企業のIDaaS領域参入や、イエソドなどのスタートアップも加わるなど、日本でも盛り上がりが見られる分野です。シングルサインオンはワークフォースにとっても、カスタマーにとってもユーザーフレンドリー。オンラインで色々なものにアクセスするのですが、IDとPWを変えているので、手間がかかって仕方ない。この生産性のない苦行からはやく逃れたいと思います。中立的なOktaは便利ですね。