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中国の人口のアンバランスの元凶は、毛沢東氏にあると言えます。1949年に中華人民共和国、現在の中国が成立した直後から、中国の研究者は人口の爆発的増加が生産に悪影響を及ぼし、食糧不足を引き起こしかねないと警鐘を鳴らしていました。当時は、若い女性が農村部で避妊具を配ったりしていたと聞きます。
しかし、これに反論したのが毛沢東氏です。人口増加の速度より食糧生産増産の速度を上げられると主張して、出生制限に反対したのです。毛沢東氏が「口は1つだが、手は2本ある」と主張したとされるのは象徴的です。
中国は、1980年になって、いわゆる「一人っ子政策」を始めますが、それまで爆発的に増加してきた人口を急に絞ったのですから、その皺寄せが出てきます。それが、現在の中国の人口のアンバランスにつながっているのです。
中国政府は、急速な高齢者の増加と生産年齢人口の減少に危機感を持ち、一人っ子政策を取り止めていますが、中国でも経済構造が変化し、高学歴でなければ良い収入を得られないことから、一人しかいない子女に多額なお金をかけてきました。そうした状況では、もう一人二人子供を増やしたいというインセンティブは起こらないでしょう。
中国は、生産年齢人口の減少対策としても、AI等を用いた無人化を進めようとしていますが、超高齢化社会が抱える問題は、生産だけではありません。中国はよく、時間は中国に有利であると主張しますが、少なくとも人口の推移を見る限り、これから中国は大きな困難に直面し、その困難はさらに大きくなっていくでしょう。