「何とかならないのか」愛知県西尾市の副市長、スギ薬局創業者夫妻の新型コロナワクチン予約枠の優先確保を指示
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私が記者駆け出しの頃、昭和の終わりにはこうした便宜供与は当たり前のようにありました。パスポートが2日ほどで発行されたり、公営住宅に順番待ちせずに入居したり、講習なしでで運転免許が更新できたり、といったことを数え切れないほど仄聞しました。恥をしのんで言うと、当時は取材して記事にしようなどとは思いもしませんでした。そうした地縁血縁、コネと癒着も社会の潤滑剤、必要悪だと認識されていたように思います。行政の電子化が進むに連れ、そうした便宜供与はどんどんできなくなりました。デジタル化とは可視化であり、セーフと思っていた違法行為が一発アウトになることです。
牧歌的な昭和の空気を今も吸っている人がいることに感慨さえ覚えます。ワクチンで、こうした話がオモテに出るということは、普段から行政側が何らか便宜をはかっているのではないか…と感じてしまいます。「夫妻の市への貢献度が大きい」という点、何を指しているのか。また依頼した側は、夫妻が薬剤師で医療従事者という主張であれば、ワクチン接種への“打ち手”としての協力意思はあるのか…など、双方から説明が欲しいところです。
こんな話は日本中であるんだろうが、まさか、働きかけたのがスギ薬局創業者というのは驚いた。広報の逃げ方もひどい。「市に問い合わせは何度かしたが、便宜を図ってもらうよう依頼したことは一切ない」とのこと。