校則を見直し生き抜く力を育てる カタリバが20年間実践してきたこと
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取材をしていただきました。
むやみに対立構造をつくらないこと。対話すること。考えや、背景に違いはあれど、互いの自由を尊重し、理解しあえると信じて向き合うこと。
時間はかかるけど、その中から見えてくる小さな変化が、気づいたときにコミュニティの質を変えていて、課題だと思っていたことも、実はどうでもいい細部になっている。
20年の間、様々な現場に関わりながら、関わるみんなで学ばせていただいてきました。
丁寧に取材をしていただきました太田さんに感謝です。(が、この記事の写真が自分の顔というのが・・)こういった対話を通じて、WHYにもっと目が向くだけでも大きな成果ですよね。校則という全国で??な内容が見つかりやすいところに着眼されて実践されているのはさすがカタリバさんですね。
デモクラティックスクールでは、校則を生徒、先生、保護者で一緒に見直すことが民主主義の実践という考えて守られていますが、お互いが信頼しあっているのでできる事ですよね。先生と生徒間の信頼関係の厚い学校が増えてほしいですね。資格があることや経験があることに関わらず、多様な大人が教育や福祉の担い手・実行者として関わることに価値があると信じているからこそ、多様なスタッフの日常には対話が溢れています。
この大槌高校の例は、子ども同士が対話する以前に、学校運営について先生方が対話をする文化があったからこそ成り立っているのだと思います。子どもに対話を求める前に、大人である私たちが対話的であるかが問われているのだと感じます。
校則をはじめとするカタリバが取り組むイシュー1つ1つは、正解だと感じられるような答えはどこにもなく、対話を通して「納得解」を見つけることでしか事業を前に進めていけません。ただ同時に、これはカタリバだけでなく、社会がこれだけ不透明な中では、どこでも同じことなのではないかとも感じることです。