東京都 博物館など国立施設の再開前に 文化庁に休館継続を要請
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勇気ある文化庁幹部のコメント。「同じ都内にある国立劇場や新国立劇場は開いていいとする一方、美術館や博物館の休業を求める都の意図をはかりかねている。国民に説明できる合理的な理由があれば都の要請に応えてもよいが、現状では合理的な理由が示されていない」まさにその通りだと思う。
注目のコメント
口では「我慢してください」といいながら、都の職員のみなさんは私たちの払った税金から安定的なお給料をもらっています。こちらは生活に直結する人も多いわけですから、休館や休業を要請する根拠を教えていただきたいと思うのです。何がどうなると感染者がどのくらい増えるのだ、という合理的な理由なしに、収入はあげるな、我慢しろ、とだけ言われても困りますよね。
劇場はOKだけど映画館はダメとか、美容院はいいけどネイルサロンはダメとか、ロジックがわかりません。それぞれの人を集める効果や、中での人の行動はあまり変わらないと思うんです。
感染対策をしているか、していないか、で決めるんだったらわかるんですけれど。
“文化庁は国民に文化芸術を提供するために施設を設置しており、国民に説明できる合理的な理由があれば都の要請に応えてもよいが、現状では合理的な理由が示されていない」と話しています。”
今回は文化庁に頑張ってほしいなあと思います。文化は、心の栄養で、不要不急なんかじゃないんですよ。ないと私の心は死んでしまいます。東博などは独立行政法人国立文化財機構や独立行政法人国立美術館の機関であり、当該独法の所管は文化庁なので都としてはこの様な要請をするのだと思います。
各国立博物館や国立美術館はこの様に全部税金(交付金)ではなく文化庁幹部の話にある通りの機能を提供することが必要であることから、開館せざるを得ない論理がある様に思います。
しかし国立と名がついている施設が5月12日以降開館とは何事か？要請しておきながらちぐはぐではないかと都民は思うわけですから、それなりの工夫や説明をして欲しいものです。
