中国BYD、ケニアでEVミニバンを販売開始 現地バス会社も導入
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BYDは1995年に深圳(シンセン)で設立されました。
当初はガラケーやデジタルカメラなど、電化製品用のバッテリーメーカーとしてスタートしました。現在では世界有数のリチウムイオン電池製造メーカーとしても有名です。「BYDと言えばバッテリー」という認識をしている人も、多く見受けられます。
創業当時は従業員数が20名ほどしかいませんでしたが、創業から20年で20万人を超え、急成長を遂げています。
20年で20万人ということは、単純計算で1年に1万人ずつ増えているいう、とんでもないペースです。
※2019年現在では、約25万人の従業員を抱えています。
その後、2003年からは自動車製造を開始し、2017年にはこちらもEVの販売台数で世界一に輝きました。
当初のBYDのクルマ作りは、当時の中国風ものづくりの典型で、先進国の人気車をまんまコピーするというお粗末なものでした。
しかし、貪欲に研究開発を続けた結果、三菱の1.6Lエンジンを積む「F3」という小型車が大ヒットし、BYDは中国自動車産業のなかに一定の存在感を示すことに成功します。
また、2008年に投資の神様と呼ばれるアメリカの著名な投資家、ウォーレン・バフェット氏が、18億香港ドル(約243億円)を出資して、BYD株の約9.8%を取得したこともBYDの名が世界に知れ渡った大きな出来事でもあります。ケニアのバス会社に、世界的なベストセラーのC/KシリーズのEVバスではなく、EVミニバンのT3を導入する。
やはりまだ高いのか、ICEバスを使い倒したり棲み分けしたりするのか。尚アフリカへは既にモロッコや南アに進出済み。
恐らく日本人が一番目にしているBYD製品はバッテリー本体ではなく、EVバスだと思います。BYDのF3、懐かしいです。日本車のコピーでした。
よく走るクルマでしたが、3年くらいでドアが下がってしまい、当時の中国品質を教えてくれました。
EVの進化は早いので、車体の耐久性が日本車に劣っても問題は無くなったように思います。5年もすればほとんどが新型車へ代替されるでしょう。肝心のバッテリー耐久性はリン酸鉄を持つBYDのほうが有利で、むしろ日本のEVのほうが早くヤレるとの評判につながる可能性すらあります。アフリカや中東で培った日本車の頑丈なイメージを壊さないためにも、慎重なEV戦略が求められています。