10万円以下の送金、スマホで割安に 大手銀行が新会社
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米国の券売機に「100ドル」入れる人はいないでしょう。
逆に、日本の券売機に「10000円」を入れることをためらう人もいないでしょう。
その差は何か?「システムに対する信頼」です。
「万一、動かなかったら」と思いますよね。
送金の場合も、それと似ていて「一定金額以上」だと「システムの信頼」が不可欠ですが…少額の場合には、そこまでのレベルを要求しません。
そこが、これまでも利用されてきた「少額送金サービス」が使われてきた理由です。
つまり、銀行が持つ「強み」が「強み」として発揮できない領域なのです。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
少額送金機能(利便性第一、フリクションレスが良い)と預金機能(資産保全第一、絶対安全が良い)は求められるものも微妙に違うように思います。このため、一社で両方を提供のニーズを満たせなくても、これまでは使い分けてもらえば良かった。
しかし、両サービスの接続性が高いことは重要な価値。伝統的な預金機能では劣っていても、接続性の観点からは、電子マネー/ポイントを提供する会社の系列ネット銀行が伝統的銀行よりも優位にあるようなので、消費者はネット銀行に流れていってしまうかもしれません。
また、そもそも給与振込、売上入金、各所への支払いなどがどんどん電子マネー/ポイントに対応していくと、金融資産の保全場所がそもそも預金口座から電子マネー/ポイントに移行していってしまうのかもしれません(決してそれがベストだとは思いませんが)。
勝手な想像ですが、伝統的な銀行の危機感は上記のようなところにあるのかもしれません。少額の送金の手数料が下がるのはとてもうれしい。元銀行員ではあるのですが、5000円送金するのに数百円とられたら感情的に怒りたくなります。笑
あと、前にコメントしていたのですが、いくつかの地方の自治体に固定資産税を納める必要があって、去年までは自分と取引のない銀行やゆうちょの窓口に行かされることになって非常に面倒だったのですが、今年はPayPayなどの電子決済に対応してくれていました。この辺、いいことのないコロナ禍において、数少ないいいことでした。