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記事には「より速やかに承認できるような制度の見直しを検討する必要がある」としかなく、内容、時期ともに不明ですが、改善の検討はすべきだと思います。

日本には緊急使用の制度がないため、「承認前の医薬品を使用しての臨床試験を兼ねた公的な予防接種が実施でできなかった」ということを指しているのでしょうか?

もしそうだとすると、今回の場合、ファイザー社など欧米企業などとの新型コロナウイルスワクチンにおける臨床開発力の実力差は圧倒的に存在しており、仮に日本に「緊急使用」の制度があったとしても、日本での使用に関して、欧米勢のワクチンについてはその適応が出来るレベルにありましたが、日本企業にはその適応はできなかったと思います。(今後のために備える必要はあるという議論ならわかります)

これまでの日本勢のワクチンの「臨床成績」がほとんど公表されておらず、どの程度の効果が期待できるかの判断材料がありませんが、仮にかなり効果があるものならば、今回の場合は、欧米での臨床試験を早期に実施することで、ある程度解決可能だったと思われます。(事業開発の柔軟性と用意できるバリエーションの差が出ています)

欧米企業の場合、臨床試験の認可は科学的・論理的な枠組みを使って、最適国で承認の壁を突破しようと考えており、米国企業がブラジルで臨床試験を実施したり、英国企業が南アフリカで臨床試験を実施したりしていました。(コロナウイルス感染症の蔓延を考慮に入れずとも、日本は、欧米が考える「実施しにくい国」だと思います)

日本勢のワクチンにだけ症例が少なくとも「緊急使用」を認めると、当然にリスクの検証レベルが低い状態での使用になりますし、海外からみた「日本の医薬品」への信頼性がなくなります。海外での承認対象にはなり得ません。この選択肢はありえないはずです。

本来必要な改善の方向は、日本の医薬品産業の「産業化」であり、現状「医療費の抑制対象」として毎年公定価格が下がる産業環境の見直しも含め、基礎開発力を重視した教育・研究支出などの軸が必要だと思います。(即効性はありませんが)
このコロナ禍の対応は 全ての点で後手後手にまわった感がある。刻々と変わる状況を掴み的確な判断をすることが出来ない状況はこれからも続くと思う。 プライオリティーを今どこに置くのか、その理由を説明出来ないと説得力がない。