宣言解除、ステージ2で 開業医は「さらに関与を」―尾身会長
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ピークの週の人口100万人辺りの陽性者の数は、一日平均米国778人、英国894人に対し日本は49人でした。同じく死者は米国9人、英国19人に対し日本は0.8人でした。
医療体制を整えワクチン接種を進め、4月26日までの一週間を見て見ると、陽性者は米国151人、英国33人に対し日本は41人になりました。同じく死者は米国2人、英国0.2人、日本は0.5人です。
怖いと言われている変異株がもし英国で流行ったものと同じなら、英国は医療とワクチン接種で実に見事にそれを抑えたわけですね。
いずれにしても、今の日本の状況は、経済活動再開に舵を切って国民の所得を増やし始めた米英の現況とさして変わりません。にもかかわらず、医療体制が整わずワクチン接種が進まぬゆえに、「宣言解除、ステージ2」と言い出して、いつ果てるとも知れない所得の減少に突き進むことを余儀なくされる。
先行する英国は病床の3割を新型コロナウイルス用に供出し、医療資格を持たぬ数万人のボランティアを育成してワクチン接種を進めています。ベッド数の僅か3~4%しかコロナ用に供出せずコロナ禍の受診控えで却って空き病床が増え、歯科医師に接種させると決めながらその体制すら未だ整わず、医学生、看護学生、薬剤師、救急救命隊員といった米英が活用した人材など及びもつかず日本を疲弊させて行く。コロナ禍が去ったのち、国民がシンガポール香港はおろか韓国、台湾と比べてすら貧しくなっても不思議ではない状況です。「各地の開業医に」「直接もう一歩関与してもらえればいい」とのことですが、これまでの動きを見る限り、専門家会議が身内を叱咤激励して国民を貧しくしないため本気で体制作りに努めているとはとても感じられません。
先の見通しが付いてこその我慢です。「我慢が非常に重要だ」という言葉、いつ果てるとも分からない状況を放置したままどこまで国民の心に響くものなのか・・・ 3回目の緊急事態宣言は、5月末までの僅か1か月で6千万人の就業者一人あたり3万円相当の所得の源泉(国内総生産)を奪うのです (/_;)でも解除したらまた増えて、時間が経てば緊急事態宣言ですよ。医療体制の拡充なければ。感染者数は少ないんですから。相対的に。それなのに緊急事態、という根本を治さないと、いつになっても同じです。でも、国内の医療関係者には無理なようですから、外国人の専門家の力や外圧が欲しいです。日本はいつもいつも、結局は中からは変わることができない国です。危機よりも、黒船の方が必要。
会長御自ら、開業医のさらなる関与に言及した点は前進ですね。
しかし「直接もう一歩関与してもらえればいい」って物言い、デパートや居酒屋に無為に休業要請し国民に長期の自粛を強いるなか、がんらい患者を診るべき業の方々に対してはなんとも弱いような。
飲食小売には強く出るが、医師会には物申せないという「外弁慶」が垣間見れ、実に興味深い。