メディアのDX「投資惜しまず」 NYタイムズ前CEOインタビュー
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注目のコメント
DXを進める日本の経営者は全員読むべきだと思う。
・公開に例えると、行く先に岩があるとわかっているので、衝突を回避するために事前に舵を切る
・新しい取り組みには専門知識を持つ人を雇う
・現在の利益率を変えずにDXできると考えると、投資が不十分になる
・レガシー事業の縮小を上回るペースで新しい製品を投入し、顧客を獲得する
・失敗の数は過去のCEOより多いが、試してうまくいかなかったら変更するとう作業が大事
あとはこれに尽きる。
「一番大切なもの(=ジャーナリズム)を守るために、しくみを全部変える必要があるときがある」
変化を厭んでは変革はなし得ない。メディアのDX、日本では文春オンラインでしょうか。
紙媒体の落ち込みは世の中の流れで、例えば雑誌を読んでいる世代は60代とかが現実です。
若者はスマホでニュースを「読む」のが当たり前で、SNSで拡散されるニュースを読むようです。
地方新聞も生き残りが厳しくなっていて、DX以外でも独自の模索を開始しています。
NYタイムズの矜持、新聞とは何か?、それは新聞が民主主義を支えるものだというものではないでしょうか?
だからDXと言っても、インターネット配信の記事にも、記者が地道な取材を行い、読者の真実を知りたいという欲求に答えているのではないでしょうか?
DXは広告収入や購読者の減少を補うだけでなく、新聞社としての使命を果たし続けるために、優秀な記者に活躍してもらう場をデジタルの場に求めるということでなくてはならないと考えます。単なるDXでは、インターネット配信のニュースのようにローコストで記者も少なくて済むような方向に走るだけで、ニュースの価値は劣化するだけです。
日本のメディアに対する警告の意味もあると思います。
ニュースの価値とは何か?
デジタル化してもニュースの価値は伝統的な新聞社の使命は変わらないはずです。DXでその使命も捨ててしまわないようにという警告です。
◎ 「日経や朝日より上」文春オンラインが日本最大のニュースサイトになるまで
https://president.jp/articles/-/41742?page=1
紙の雑誌は、いくら刷ってもせいぜい五〇万部から六〇万部。回し読みされても一〇〇万人にしか届かない。でも『文春オンライン』なら、時には何千万人が読むわけです。
◎ 「静岡新聞SBSはマスコミをやめる。」企業変革に取り組む静岡新聞社の決意
https://media-innovation.jp/2021/01/12/shizuoka-shinbun-sbs-2021-message/
「マス」とはいったい何だったのか? 今も昔も、生活者は一人一人みんな違う。新聞、テレビ、ラジオを成り立たせている技術の性質上、「マス」と捉えざるを得なかっただけで、インターネット登場以前にも実世界に「マス」なんて存在しなかったのではないか。もし、当時今のように一人一人と向き合える技術があったなら、私たちは「マスコミ」になったのだろうか、と。DXをIT化と混同している人が多い気がする。
「メディアのDX」って単に「電子版」ってことなのでしょうか?
デジタル化という発想からもう一歩、ビジネスモデルから革新する必要があると思う!
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上司「最近よく聞くなデラックス…」
部下「DXです。」
上司「!」
DXって何?
自分の言葉で説明できない。IT化との違いが分からない。
そんな方向けに知識ととのう マンガ「Biz Times」をぜひ。
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