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DACとCCSは混同されがちですが別物です。
CCSはCO2を発電所などの排煙から回収し地中貯留する技術ですが、DACはCO2濃度の低い(約0.04%)大気からCO2を回収するものです。
濃度が低い分、CCSに比べると熱力学的な効率には劣るでしょうが、DAC にはCCSにないメリットがあると言われています。例えば発電所や工場の近くにつくる必要がないので、貯留しやすい場所を選んで立地できます。また、発電所の操業を変更する必要もありません。
再エネと比べても、再エネは土地利用や他の権益との競合が様々発生するのに対し、DACはそのようなことがほとんどなく、利害関係の調整は再エネほど困難ではありません。

ただ、DAC自体はどこでもできますが、日本は貯留の適地が乏しいので、実施地は海外が想定されます。技術開発を進めて世界に打ち出すためにも、実用化可能な国との協力関係の構築が肝要と思います。

にしても、カーボンリサイクル技術は色々あってややこしいですね。こんなレポートがあるのでご参考に…
資源エネルギー庁「カーボンリサイクル技術事例集」

https://www.enecho.meti.go.jp/category/others/carbon_recycling/tech_casebook/
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技術的にどれだけ可能性があるのかは分からないですが、こういう分野に大きな金が回るようになるのは、無理矢理にでもカーボンニュートラルの目標を掲げたからで、見込みもない目標を無責任に掲げて、という批判もありますが、やはり必要は発明の母なので、野心的な目標を掲げるというのは大事なことと思います
おお、これは期待しかない!さらにここから燃料を作れれば一気にカーボンニュートラルが見えてくる。
欧州などに較べて再エネの適地が圧倒的に少ない日本にとってCO2の回収や貯留は大変重要な技術だと思います。可能であればこの分野で他国をリードするような立場になってほしいですね。

2兆円基金による支援は良いこととは思いますが、「米国雇用計画」の2兆ドルなどと比較すると、規模の観点からどこまで効果があるかが私にはよく分かりません。
大気から直接、二酸化炭素を分離・回収する技術は「DAC」と呼ばれるそう。
今回支援されることがわかったのは、「DAC」だそうです。

ご参照
国立研究開発法人科学技術振興機構 低炭素社会戦略センター
【二酸化炭素の Direct Air Capture(DAC)法のコストと評価】
https://www.jst.go.jp/lcs/pdf/fy2019-pp-07.pdf
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」を読んで以来、CO2が温暖化の原因説には懐疑的ながらも、CO2の削減≒化石燃料の使用削減という構図が成立している限りは、結果的に環境保全に少なからず寄与するものとして見てきました。
それが、C02を回収する技術となるとその前提が崩れてしまうので、個人的にはこの取り組みの意義に対してかなり懐疑的です。貿易的に推し進めたいテーマであることはわかります。
CO2 1kgを回収するための電力発電にCO2 2kgを使用するとか無いですよね。。
逆に発電効率をもし上回れるのであればゲームチェンジですね。
わたしのクライアントにはCCSを保有している会社もあるので、いつも議論になるの回収したCO2をどうするかです。理想は回収したCO2が誰かの資源になり、循環するのが一番良いのですが、そこが難しい。それでも不要物が資源になり、無駄なものがなくなる、という世界の実現に向けてこのような技術を実証しながら、実用につなげていくステップはとても大事だと思います。
大気中の濃度CO2は0.04%なので、10%程度の大気からCO2を取り出すことを目指す、というのは通常の大気ではなく、工場などの排気を想定しているのでしょうか。


EVが普及したときに問題になるのは、電気を作る方法で、
火力に頼る日本の電力事情では、EVシフトを進めても、CO2の排出削減という意味では効果が薄いことが予測されます。

固定化技術は、そうした問題を解決する一助となるのかもしれません。

ただ、重要なのは、固定化に必要なエネルギーがどれほどのもので、どういった場面で利用が可能なのか、ということだと思います。
霞を食べて生きる仙人の話をマジでやろうとしてる様にしか…