27歳で資産10億ドル突破、イーサリアム創設者が歩んできた道
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暗号資産、という名前から、どうしてもコイン的な捉えられ方をしますが、イーサリアムの本質はスマートコントラクトをはじめとした、ブログラマブルな分散ネットワークで、
管理者を置かずに複雑な取引を実現させ、履歴をすべて保存している、というものです。
半減期もなく、発行上限もないイーサリアムが高騰する理由は、投機的な意味合いはもちろんありますが、
特に、現在進行中のイーサリアム2.0では、32イーサを1単位として保持することでネットワークに参加する、「ステーキング」によってネットワークが構成され、
ステーキングを行っている端末には報酬として7%(参加する端末が増えれば率は減る)が与えられるという点が大きいように思います。
つまり、預金の利子や株の配当のように、保有することにインセンティブがあるということにより価格が高騰しやすく、しかも、利益を配分する配当と違い、イーサが高騰しても利率が下がらない、ということになります。
現在の値動きは投機的ではあるのですが、イーサリアムはNFTやスマートコントラクトなど、未来を切り開く技術であることは間違いなく、
先行するビットコインの存在は大きいものの、19歳でこの仕組みを考えだしたブテリン氏の先見の明には戦慄を覚えます。
注目のコメント
同じ暗号資産でもビットコインとイーサリアムは全く別物です。個人的にはスマートコントラクト機能を有しているイーサリアムが世界を大きく変えると思っています。(もちろんビットコインの美しさには他には変えられない価値はありますが)
仮想通貨は多くが値動きにしか関心がなく最初にどれだけ発行され創業者やら初期の投資家がどれだけ保有しているのか意識する人は少ない。人の思惑やPRでダイアモンドやGOLD的な価値が生まれている。まさに錬金術。そもそも国の通貨ですら人間がイメージで価値を作り出しているような側面がある。
僕が特に気になっているのは2つ。1つは実際にはマネー経済的な価値の増減でそれで物質経済が豊かになるワケでもない仮想通貨といったものが増える一方で、その価値を生み出すために莫大な電力が使われている悩ましさ。もう1つは市場規模が小さく一部によって価格操作すら可能であろう草コインの暴騰と球根バブル感・・。基本的ここまでくると投機の要素が強い。