ニルヴァーナやジミヘンの「新曲」を制作、AIプロジェクトの真意とは?
コメント
注目のコメント
実際にはかなり部分的にしかAIは生成していなくて、それを人が繋ぎ合わせている。「ニルバーナの曲を全部聴いたらこの曲が出てきた」というのとはだいぶ程遠い。それはともかく、死んだ人の人格をAIで模倣する技術というのはそれなりに将来性があるのではと思う。「じいちゃんだったらこんな時なんて言うかな」というような時に、パターン学習でもいいから答えを返してくれたら気づきがあるのではないだろうか。
メンタルヘルスのアウェアネスをあげたいというけれど、どちらかと言うと本質は薬物依存にあるのではないか。エイミー・ワインハウスの場合、彼女の一番のヒット曲が薬物依存から抜け出す歌なので、そもそも薬物やそれによって引き起こされる精神的問題がなければアーティストとして認められることすらなかったのだと思う。アートが生み出されるメカニズムの大きな一つが「痛み」であり、機械がそれを感じることがなければ自発的にAIが芸術を生み出すこともない、と哲学的に締め括ってみた。AIが作ろうが、カート・コバーン(ニルヴァーナ)にインスパイアされた人が作ろうが、あくまでもニルヴァーナ風なテイストなだけであって、ニルヴァーナではないですからね。ニルヴァーナの新曲とかだったら飛びつきますが。
デイヴやクリスにはどう映るのかな。偉大な先人のフレーズを無数にインプットして、それをアレンジしながら「面白そうな部分」を探し、それを組み合わせて曲をしあげる。
それは、ただの創作のプロセスなのではないでしょうか。
まだ、人工知能が曲を作った、と言える段階ではないように思いますが、創作者支援のアプリケーションと考えると、面白いように思います。