UEFAが欧州SL撤退9クラブへの処分を発表 20億円寄付や収益5%の徴収など
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SL撤退9クラブへの処分に違和感があります。
「二度と私に歯向かうんじゃあないよ」という感じでしょうか?
かえって不満が燻る気がします。3クラブへの処分も気になります。
他の記事にも書きましたが、CLの参加クラブ数が増えすぎ、マッチ数が多すぎ、結果として大金を投じて選手層を厚くせざるをえず、財政を逼迫させています。健全なサッカー文化育成のためにUEFAには良く考えて欲しかったのですが、処分を科すという事は全く悪いとは思ってないという事ですね。
今回はESLの細部が詰められていない感じや、ファンへのケアがなされていなかったので実現可能性もイマイチでしたが、またいつか熟考された案を持って謀叛は起こるでしょう。
注目のコメント
ESL構想はメガクラブのUEFAに対する謀反計画に終わったわけですが、その動きを力で抑え込むだけでなく、原因の合理的解決に向けて現在の制度を改善・改革する必要もあります。
この点に通じるクラブの財政面の課題解決に向け、リーグ主体で取り組んでいるのが実は日本のBリーグ。26年から閉鎖型リーグ(つまり、昇降格なし)に生まれ変わる予定です。本日の日経新聞がリーグの構造と絡めて報道していますのでご一読を。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD042IF0U1A500C2000000/?unlock=1
ちなみに、昇降格がつきまとう開放型リーグにおけるクラブ財政の問題点と、そこから脱するための閉鎖型への変更については、Bリーグの決定がなされる前に下記コラムで提案しておりました。
https://halftime-media.com/column/basketball-bleague-takuyafukuda/まあ金の権化の3メガクラブなのでお仕置もその程度ではありますが、かくいうUEFAもどさくさというか、ネガティブな対抗策としてCLのチーム追加、試合数増加を発表して現場のクロップなどから文句が出ています。議論はEU統合派と懐疑派の争いや、富裕層と貧困層の戦いのようにも言われますがなによりも選手とファンを落胆させない策を練れないものかと思えます。