米就業者数26万人増 4月、市場予想下回る
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予想+97.8万人に対して+26.6万人と大きく下回りインフレ懸念が後退した為にナスダック100指数の先物は+1.3%と急騰。時給は予想を大きく上回ったが、雇用者数の伸び鈍化に反応した。このまま重かった上値をテック株が抜けられるか注目
注目のコメント
人種間格差が大きく出ましたね。白人系では5.4%→5.3%にわずかに改善しましたが、黒人系では9.6%→9.7%に悪化しました。特に若年層で人種間差が拡大し、白人が11.8%→11.1%に大幅に改善したのに対し、ブラック、ヒスパニックはそれぞれ18.1%→18.9%、16.3%→17.0%に大きく悪化しています。
これまでの回復期には格差が縮小してきましたが…
単月の結果だけではわかりませんが、人種的には中立に給付されている支援金以外にも様々な背景がありそうで、今後の社会問題の火種にならないかと懸念されます。失業給付の増額で新規失業保険申請件数も本当の情勢を表しているかどうか怪しいとの声は聞かれていました。下手に働くより失業給付の方がいい生活ができるという状態の間は雇用関連の統計はあまりあてにならないのかもしれません。
まだ週300ドルの連邦給付があるからかも知れません。レストランなんかは募集しても応募がないそうです。9月で給付もなくなるので、そこで変わるはずです。今は給付を貰うためには求職の証拠は不要ですが、州によっても条件が異なり、「早く仕事に戻れ」というメッセージになってきました。そういう意味では9月で個人投資家の資金源もなくなるので、そのリスクがあるのと、あとマージンが危ないと思います。ハイグローススモークテックはすでにその影響が出てますし。そしてまだ在庫不足で値段が上がり続けている住宅ですが、永遠に続くわけはないので、どこかで弾けるかも知れません。ただ株やビットコインと違って住むために購入するので、雇用があれば多少は大丈夫なはずですが、不動産投資系は終わると思います。$1M以上もする家に山ほどキャッシュオファーが入るそうですが、普通の人はそんな現金はないので、投資家が買い漁っていると、エージェントの方が言ってました。