一般人のワクチン接種は?五輪は?10万円は? 菅首相が会見で語ったこと、語らなかったこと。
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ファイザーワクチン
イスラエルで1月から4月の感染状況「分析結果」
2回接種から7日を経ると95.3%の感染予防効果が見られたと、同社やイスラエル保健省などのチームが英医学誌ランセットに5日発表。
実際の接種でも高い有効性しかも予防効果が示されたのには「おっ」
1回接種では効果が劣ることも分かり、チームは「2回接種が重要」と呼び掛けているそうです。
イスラエルでの感染者数は現在も減少傾向
平均で1日63人の新規感染者が報告されている。
1日平均人数のピークだった1月16日の1%になる。
https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/israel/
注目のコメント
「平常の時期に合わせた高い効果の見込まれる対策」として挙がっている活動制限策は、効果があるにせよその程度は不透明。一方、ワクチン接種に効果があることはファイザー社ほか西側のワクチンで接種が進んだ米・英・イスラエルを見れば明らかです。
日本の4月中の接種実績は1日当たり約10万件で、5月に入って連休明けまでの件数を数えると1日あたり5万5千件程度の接種です。緊急事態であるにも関わらず休みは休みとしてきっちり件数が落ちている (・・;
土日祝日含めて1日100万件打つとして「2億件」を消化するには7カ月弱の日数を要します。1日100万件は最低限必要な数と感じますけれど、それでも足元の実績の10倍に拡大することが必要で、休日の接種体制の見直しも必要でしょう。ワクチンが無いという制約要因がこれまではあったけど、政府は必要な数を確保して連休明けから続々届くと表明していますし、EUも日本向けのワクチン輸出を既に7200万回分承認したと伝えています。「『安心した日常を取り戻すことができるかどうかは、いかに多くの方にワクチン接種ができるかがかかっていると言っても過言ではない。私が先頭に立って加速化を実行にうつします』と述べた」とのことですが、果たして有言実行となるのかどうか。
連休が明けた今、ワクチン接種がどれだけ加速するものか、固唾をのんでみています。2週間もすれば分かりそう (@@。またまた緊急事態宣言延長となりましたが、
いつまでこの状況を日本政府は
続けるのでしょうか?
という問いに仮説を立てて見ました。
データで見ると日本の現状として
ワクチン接種完了しているのは(1回接種完了)
医療従事者の54%、高齢者の0.6%ほど。
集団免疫の獲得時期の予測として
(国民の70%の接種完了時期の予測)
足元の接種スピードで計算した場合、
日本の2.5倍のペースで接種をしている
韓国で2022年6月。
日本の時期予測は参照サイトには
載っていませんが、
韓国のデータから単純シミュレーションすると
2年8ヶ月先の2024年1月…。
これが菅総理の1日100万回が
明日から可能になった場合で、
3600万人の高齢者×2回の7200万回を
打ち終わるのが
東京オリンピックの直前ぐらい。
まだまだ道のりは程遠い現状です。
※下の動画にまとめてくれているものは素晴らしく
わかりやすいです。
ワクチン接種率と新規感染者数の推移動画
https://m.youtube.com/watch?list=TLGGypnWWyEfKT4wODA1MjAyMQ&v=qahtlf69mGo&feature=youtu.be
>>>>>>>>
各種データ
■ワクチンの接種の状況(1回接種完了)
4/30時点 医療従事者 2,579,922名 54%
5/5 時点 高齢者 213,925名 1%未満
※データ参照元
https://www3.nhk.or.jp/.../coronavirus/vaccine/progress/
■ワクチン契約数
3.1億回分 世界7位(これだけは立派)
■人口100人あたりの接種回数
イスラエル 114.7
イギリス 75.4
アメリカ 74.6
シンガポール 38.8
韓国 7.4
日本 3.0
■集団免疫獲得(70%接種完了)の時期見込み
イスラエル 2022年3月
イギリス 2021年9月
アメリカ 2021年8月
韓国 2022年6月
日本 ? データ無し
※今の足元の接種スピードで換算した場合
データ参照元
https://vdata.nikkei.com/news.../coronavirus-vaccine-status/会見では『ワクチン頑張る!』を全面に出してましたね。わかりやすかったと思います。そして、首相自身が『私が先頭に立って』とおっしゃいました。実際、官房長官が長い菅さん、ベンチャーで言えばCEOというより COO。その実行力、推進力に期待したいです。
ワクチン担当大臣の河野さんの立つ瀬なしって感じですが、大臣のプライドを気にかけてる場合じゃないですしね、既に、首相が訪米時にファイザーにトップ営業してる時点で河野さん立つ瀬なし、ですし。
3月のワクチン接種回数、だいたい1日五万回でした。
それが4月の後半には25万回近くまで、上がってきた。5倍にはなりました。
100万回なら、あと、さらに4倍に!
ゴールデンウィークは、祝日で1日あたり回数が激減してました。
ここからは、土日祝日、関係なく打って打って打ちまくらないと。
東京、大阪に用意する大規模接種会場は、土日祝日もオープンだと期待しています。夜は20時まで、と。働く現役世代には、有り難いですね。
あとは、自治体に任せていると、横浜市のような400万人近い人口を擁する巨大自治体(日本の自治体、1741のうちで、トップです)は、本当にキツい。
横浜市の現在のワクチン接種対象は、『85歳以上』です。それでも、予約システムはダウンを繰り返している。ここは、政府にもサポートしてもらわないと、私の母(横浜市在住)など、70代前半で、いつ順番が回ってくるのやら?です。
世田谷区も厳しそう。80万人とかですから、これを下回る県は、たくさんあります。(^◇^;)
ワクチン接種を、とにかく頑張る。欧米の先行事例を見ても、ここは、コロナ禍との終わらぬ戦いへのゲームチェンジャーになります。
ニューヨークでは観光客に無料ワクチン接種のインセンティブ提供を検討していたり、野球チームのマリナーズは、観客へのインセンティブに無料ワクチン接種を提案したり。
日本も最後の方は、接種率を上げるために献血みたいに、ワクチン接種に、いろんなお土産がついてくるかもしれません。
と、同時に徹底してほしいのが、インド二重、三重変異株の封じ込め、水際対策。
インド変異株にはワクチンの有効性がまだ明らかになってないため、ワクチン接種を普及させる前にインド二重三重の変異株が蔓延したら、唯一といっていいゲームの切り札を無効化させるリスクがあります…