イーロン・マスクも移住 規制や税金が嫌われるカリフォルニア、テキサスへ流出加速
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一部の方々もコメントで書いてくれていますが、現地から見える景色は少し違いますね。
もちろん安い、規制なし、に越したことはないのですが、結局それを越える魅力がこの地にはあり、それが毀損しているかというとそんなことはなさそうです。
まずシリコンバレーのエコシステムのコアとも呼べるVCなど投資家たちが動いていません。彼らが明確に言っているのは、「オンライン化が進もうがスタートアップと投資家が隣同士にいることは重要」ということ。
つまり、ビジネスのコアはシフトしていなそうな様子。
では、統計上の移住の動きは何か。
これは残念ながらCAで頑張れなかった人々が主流かと。
生活上コスト高なのは間違いないので、"ふるい"にかかってしまった方は去るのですが、そこに最近ホットキーワードとしてテキサス(やオレゴン、シアトルなど)が出てきたに過ぎない印象。
出て行っている、というのは一面的で、シリコンバレーブームなどで流入した人が競争で残れずに去って行った、という構図に私からは見えています。
日系企業の進出数も変わらず増加の一途。ここベイエリアは2020年までの直近5年の進出企業数の伸びは平均7%、5年で300社ほど増加しました。
大手にとってテキサスは最初の進出先ではなく、第二拠点としての候補地。
1stは依然としてCAやNYが多いです。
とはいえ、日本のメディアだけでなく、現地メディアでもテキサス移住話は取り上げられることが多いのですが、イーロン・マスクの名前が強烈過ぎるだけで冷静に著名人/著名企業(のどの程度の機能)の移住をリスト化すると意外とたかが知れていますね。
注目のコメント
やー、ロサンゼルスやベイエリアの住宅価格は鬼畜です。一億出しても2 bedroomしか買えなかったなんて話も。そしてコロナ中も利率が下がったこともあって住宅価格は上がり続けてるし。
テキサスは早晩、青い州になるでしょう。
でも僕はカリフォルニアが好きすぎるので離れる気はありませ〜ん。アジア人天国だし。私の住むサンフランシスコベイエリアでは、コロナで出て行く人もいるけど、サンフランシスコ都市部のアパート賃貸を除いては、住宅の価格はあんまり変わってない感じです。生活コストは高いけど、気候と文化はなかなか捨てがたいところ。
各州で税率が違ったり、法律も違う。同性婚が認められたり、マリファナが合法だったり。外交や社会保障以外は国で全体合意でで決めようとせず、各地で特徴を出していければ「地方」でまとめられない、それぞれの地域の魅力が生まれ、人々が自分達の求めるライフスタイルに合わせて住む場所を変えていくことが自然になるかと思います。これは、そんな動きの象徴的なものだと思います。